内容説明
どうすればコンピュータは説得力を獲得できるのか。Web上で成功する広告やセールスの手法から、教育やエイズ予防、飲酒運転防止まで。コンピュータとの信頼関係を築き、人に行動をうながすインタラクティブ技術のすべて。
目次
序章 デジタル時代の説得手法
第1章 カプトロジの概要
第2章 機能の3元素―コンピュータはどのように人を説得するのか?
第3章 説得の道具としてのコンピュータ
第4章 説得のためのメディアとしてのコンピュータ―シミュレーション
第5章 ソーシャル・アクターとして振る舞う説得のためのコンピュータ
第6章 信頼性とコンピュータ
第7章 ワールドワイドWebと信頼性
第8章 携帯性とネットワーク接続機能による説得力の向上
第9章 説得のためのテクノロジと倫理的な課題
第10章 カプトロジ―将来に向けて
著者等紹介
フォッグ,B.J.[フォッグ,B.J.][Fogg,B.J.]
スタンフォード大学でPh.Dを取得後、同大学にスタンフォード・バースウェイシブ・テクノロジ研究所(Stanford Persuasive Technology Lab)を設立。実験心理学の立場からインタラクティブ技術がいかにして人間の行動や考えを動機付け、変えることができるのかをテーマに研究を続ける。また、スタンフォード大学の工学部と教育学部でコンサルティング教員として、同大学、大学院の学生に教鞭を執る。その活動は大学での研究に留まらず、過去にはカシオU.S.やHP、サンマイクロシステムズ等、現在も様々な企業と共に人の姿勢や行動を変えるデバイスに関するデザインリサーチのプロジェクトを進めている。保有特許7件、出願中特許9件。また、2003年にYackPack社を設立。同社は、音声とテキストを使ってグループ内のコミュニケーションを助けるインターネット上のサービスを提供している
高良理[コウラオサム]
1960年生まれ。東京工業大学大学院電気・電子工学専攻修了。米国スタンフォード大学計算機科学科人工知能修士課程を経て、ロータス(株)に入社。同社でノーツ/ドミノの日本語化に従事。2001年7月より日本アイビーエム(株)に勤務。現在、同社のAPTOソリューション開発部門に所属
安藤知華[アンドウチカ]
1972年生まれ。津田塾大学数学科卒業。ロータス(株)に入社。ロータスセイムタイムの日本語化/国際化に従事。2003年、米国スタンフォード大学教育学部、Learning Design and Technologyプログラムを修了。現在、World Reach,Inc.にて、Web Editor、Chief Learning Designer(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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