内容説明
営業の成功率は5%、それとも51%?ビジネスはSカーブに支配される?正規分布が持つ「魔の重力」。「99%の成功」か、「1%の失敗」か。誰でも16%の人には嫌われてしまう?レコメンデーションを商談に応用。統計メカニクスで自動的に成果を上げる。データ思考の基礎知識。
目次
1 営業活動の標準確率モデル
2 売れる確率、好かれる確率
3 ビジネスを進化させる統計技法
4 数字のマジック、伝え方のマジック
5 成功確率を高めるテクニック
6 どの業界で働くべきか?産業統計の読み方
著者等紹介
斎藤広達[サイトウコウタツ]
1968年生まれ。慶應義塾大学を卒業後、外資系石油会社に入社し、主にマーケティング関連の業務に従事。シカゴ大学経営大学院修士(MBA)取得後、ボストン・コンサルティング・グループ、シティバンク、ローランドベルガーなどを経て、現在はシカゴコンサルティング代表取締役。主として企業再生コンサルティングを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
-
noopy本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
39
統計学!といっても、全く身構えずに読める。あくまでも初歩の統計学と、それを(主に営業の)仕事にどう生かせるのか、心理学なんかも交えながら書いてあり、軽く読むには良い本。2014/09/18
tetsu
22
★4 統計学の専門書というわけではないので分かりやすく読みやすい。 営業活動を3stepに分割しそれぞれの成功率を80%とした888メカニクスや、 正規分布の様々な局面での応用、ネットで「この商品を買った人はこんな商品も買っています」のビックデータを利用した協調フィルタリングの原理など興味深い。 また、既に失われたことにとらわれない「サンクコスト理論」、パレートの法則、期待値と「楽観」「悲観」のシナリオ、プロスペクト曲線の壁などなど、日常生活でも知識として知っておくと心の平安を保てるかも。2016/04/03
烟々羅
16
頭から読んだときツッコミ処があって、三ヶ月放っていた。今回続きを読みながら小考してわかる。これは統計の本ではなく、著者が自分の得た仕事のこつを、覚えたての統計の考えかたを使って説明してみますという本だ。著者が考えている仕事とは、BtoB の営業。流通の下り方面のセールスマンで下っ端の仕事しか見えちゃいない。 たまたま、書店で開いたページは製造・技術職にも役立つ日数見積もりの伝えかただった。ほかにも読者が自分の職種に応用し活かせる例もあるだろうが。本書は営業マンの酒席の放談に過ぎない2014/05/30
ほじゅどー
12
★★★★セールスパーソン必読の統計学。正規分布を頭に入れておけば商談で断られてもストレスフリー(笑)。確かに世の中はほぼ(99%?)正規分布で出来ていますが、リーマン・ショックや東日本大震災のようなブラックスワンこそご注意では?〜(・・;)2013/09/07
チェ・ブンブン
11
最近流行っている統計の本に挑戦‼自分の想像とは違っていたが、統計を相手倒しの道具として使う以外に自分の感情コントロールに使えることを知って驚かされた。また偏差値の話で99%を読み解くと、偏差値70代。つまり上位16%内の話だから、至って普通のことを大袈裟にいうことなく誇張していること。このメカニズムが非常に分かり易かった‼2013/08/10
-
- 和書
- おりがみ入門 (軽装版)