出版社内容情報
音楽のみならず、スポーツ、芸能、学術界など多岐に渡る分野で活躍するヤマハ音楽教室出身者。
ヤマハのメソッドでどのように人間形成が培われていくのか、その神髄に迫ります
【第一章】 こうして子供の才能は育まれていた
幼児科、ジュニア科の現場リポート。ヤマハ音楽教室の理念、歴史などを記述し、
筆者がスポーツの天才を取材した経験から類似点を浮き彫りにしていきます。
【第二章】 卒業生4人が語る、「ヤマハと私」
ヤマハ音楽教室のOB、OGにインタビュー。
自分とヤマハの出会い、学び、現在の仕事に生かされていること、などを語っていただきます。
武田双雲(書道家)、上原彩子(ピアニスト)、大島ミチル(作曲家)、林朋之(医師)
【第三章】 講師はレッスンで舞台女優になる
「50分の舞台」の全貌。飽きやすい子供を50分間どうやってひきつけ続けるのか、その秘密
【第四章】 講師研修の全貌 ~新人が一人前になるまで
新人研修、5年研修、スクールアドバイザー…。
徹底した研修の積み重ねで講師は常に進歩を強いられる。研修の様子をリポート
【第五章】 脳科学者がヤマハメソッドを“解剖”
脳神経外科医・林成之氏、上智大学准教授・古屋晋一氏がヤマハのメソッドを分析
【第六章】 夢をかなえる大人のレッスン
大人のレッスン取材
【第七章】 同じ歌、同じメソッド。世界に挑むYAMAHA
インドネシア、欧州のリポート
【第八章】 60年目の課題。 変わる勇気と変わらぬ魂
【第一章】 こうして子供の才能は育まれていた
・なぜ幼児クラスは「親同伴」なのか
【第二章】 卒業生4人が語る、「ヤマハと私」
◆ピアニスト 上原彩子
・音大に行く必要は感じませんでした
・ショパンがいつの間にか「アニメソング」に?
◆作曲家 大島ミチル
・小3の誕生日プレゼントはビートルズ
・「作曲が一番嫌い」だった少女時代
◆書道家 武田双雲
・グループレッスンをかき乱した少年時代
・息子とのセッションが活力を与えてくれる
◆医師 林朋之
・個人レッスンからヤマハ音楽教室へ
・ピアノを弾くとみんな喜ぶ。それが嬉しい。
【第三章】 講師はレッスンで舞台女優になる
[講師1] 芹沢直美 私は信頼される“他人”でいたい
[講師2] 松橋千恵 「小さい子は前に」ではなく「大きい子は後ろに」
[講師3] 足立淳 先生は、発表会の前に必ず手を握ってくれた
[講師4] 大前直子 20年間ピアノの勉強をしてきても、学ぶことばかり
【第四章】 講師研修の全貌 ~新人が一人前になるまで
・なぜ地方のヤマハ音楽教室から音楽家が生まれるのか
・音源はロンドンフィル、ロイヤルフィルが担当
【第五章】 脳科学者がヤマハメソッドを“解剖”
・海外生活で役立った「11本目の指」
・「脳蘇生のプロ」が見た、ヤマハの適期教育の妥当性
・どんな子供でも、才能を開花させることはできる
・“巨人のためのピアノ”をヤマハが作ったワケ
【第六章】 夢をかなえる大人のレッスン
・初心者が7割。超高齢化社会の切り札に?
【第七章】 同じ歌、同じメソッド。世界に挑むYAMAHA
・「月謝2倍」でもV字回復したインドネシア
【第八章】 60年目の課題。 変わる勇気と変わらぬ魂
目次
第1章 こうして子供の才能は育まれていた
第2章 卒業生4人が語る、「ヤマハと私」
第3章 講師はレッスンで舞台女優になる
第4章 講師研修の全貌―新人が一人前になるまで
第5章 脳科学者がヤマハメソッドを“解剖”
第6章 夢をかなえる大人のレッスン
第7章 同じ歌、同じメソッド。世界に挑むYAMAHA
第8章 60年目の課題。変わる勇気と変わらぬ魂
著者等紹介
吉井妙子[ヨシイタエコ]
ジャーナリスト。宮城県出身。新聞社勤務後フリー。各分野の秀でた人間から独特の能力を見出す作品が多い。『帰らざる季節』で91年度ミズノスポーツライター賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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