内容説明
新幹線の窓ガラスや自動車部品用の塗料、抗菌タイル、医療用カテーテル、さらには化粧品やホワイト・チョコレートまで、現代社会のすみずみに浸透しはじめた「酸化チタン/酸化亜鉛」。光触媒作用をはじめとしたその特異な物性をナノ構造に遡つて解析し、生体影響や安全性に関する最新の知見とともに、応用の指針を詳しく解説。
目次
第1章 光触媒の基礎と応用―環境浄化・標準化・新現象
第2章 酸化チタンのナノ構造の制御とその応用
第3章 酸化チタン・酸化亜鉛の生体影響研究動向
第4章 光触媒の医学応用の研究とナノ粒子の安全性について
第5章 環境・健康影響および安全性(EHS)に関する海外の取り組み
第6章 酸化チタン・酸化亜鉛にかかわる倫理的・社会的影響についての考察
第7章 ナノ粒子の産業化―ナノテクノロジーの社会受容の視点から
著者等紹介
石橋賢一[イシバシケンイチ]
独立行政法人産業技術総合研究所技術情報部門
窪田吉信[クボタヨシノブ]
横浜市立大学大学院医学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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