内容説明
「日経エレクトロニクス」誌と「日経バイト」誌は、危機的な状況にある組み込みソフトウエア開発の現場に取材し、多くの記事を掲載してきました。また、開発の最前線にいる方々を講師に招いて、専門セミナーを繰り返し開催してきました。本書は2004年7月以降に両誌に掲載された記事と、この期間に開催したセミナーから計10本の講演録を書き起こし、整理・分類して収録したものです。
目次
第1章 総論(携帯・家電に忍び寄るネットセキュリティの闇;品質セントリック時代、現場力を高めるテスト ほか)
第2章 品質管理(デジタル家電のソフト開発、不具合ゼロへの初めの一歩;品質で競争に勝つ ほか)
第3章 開発技法とツール(良い製品は多様な方法論の組み合わせから生まれる;適切な「分離」が良い設計をもたらす ほか)
第4章 基盤技術・OS編(高田広章のリアルタイムOS論)
第5章 基盤技術・プロセサ編(見直し迫られる構築手法、Linuxが有力解に浮上;マルチコア向けソフトウエア・プラットフォームを開発し携帯電話機に適用 ほか)