内容説明
上流階級の娘、アナスタシア・ウィッティグは、秘密の顔を持っていた。それは、謎の女性・レディMが組織する国家の秘密組織「協会」の一員、女スパイであるということ。控え目な性格のアナはスパイ仲間であるメレディスとエミリーのサポート役として、暗号解読やスパイ活動のための発明品を造る役目を担っていた。しかし、ある日、仲間のエミリーが何者かに襲われ、活動ができなくなってしまう。そこで、軍当局のスパイ、ルーカス・タイラーと事件の真相を探る指令を受ける。自信家で女性のスパイ活動に否定的なルーカスに、敵対心を抱くアナだったが、事件の謎に近づくにつれ、ルーカスに惹かれていく―。大好評「恋する女スパイ」シリーズ待望の第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃろ
2
⭐⭐⭐恋する女スパイシリーズ2作目。1作目よりも読みやすかった。ヒロインは、これまで暗号解読や調査、発明を担当していたアナ。友人が撃たれ代わりに現場にでることに。しとやかて賢いアナが良かった。2014/10/23
terutyann
0
おとなしめのヒロインががんばっちゃうお話はわりと好きなので、前作よりも楽しく読めました♪2010/09/29
MOMO
0
ちょっと頑固すぎるアナちゃんに、少々閉口しながらも、前回同様楽しく読めたのよ。なんせ、出会った途端にアナちゃんに惹かれたルーカス君が、5年も前に死んだ夫相手にやきもち焼きまくり、理性もどっかに吹っ飛んで、欲望だけが突っ走る状態に陥るのよ!おまけにちょと無様な場面も・・・まぁ、スパイとしては、あるまじき状態だわ・・・2009/12/08
みろん
0
謎を追いかける人間が、思い込みから真実を受け入れず曇りガラスの視点で事件を追いかけるので、話の進行がグズグズ遠回りしてるのが物足りない。…しかし、この事件、大がかりなものらしいけど全容がさっぱり見えてこない(笑)。2009/11/18
くろうさぎ
0
う~~ん。一番大人し目のヒロインが・・・。がんばっちゃいました。ただ、終わり方が、、次に続くからいいんですかね、、エミリーに報告とかしましょうよ!と思うのは私だけ??2009/08/27