出版社内容情報
■中国ベストセラービジネス書作家による小説「三国志」
経済大国として世界第2位の国内総生産を誇る中国。米国との経済競争が激しさを増す中、中国国内企業の躍進が世界に注目されています。その代表がBATH(バイドゥ・アリババ・テンセント・ファーウェイ)。米国のGAFAと比較されるほどの勢力をグローバルに広げています。まるでこの状況は群雄割拠の中国三国時代のようだとして、現代中国に改めて栄華盛衰・輪廻転生とは何かを問うために、この「烈火三国志」は書かれました。
その内容は羅漢中盤「三国志演義」を完全現代語訳した上で、上・中・下巻全96章それぞれに、現代のビジネスパーソンが戒めとして心に刻むべき教訓が添えられています。
小説として読みすすめながら、仕事や人生の寄る辺となる人生訓話としても読める、とてもユニークな内容です。
内容説明
後漢末期の一八四年、災害と重税にあえぐ農民が中心となり黄巾の乱が起こる。後漢王朝は兵を送り鎮静化に努めるがうまくいかない。そこに義勇軍が興り、これが群雄割拠の引き金を引く。三国時代の幕開けだ!三国志研究家の中国人作家による現代版『三国志演義』!
著者等紹介
成君憶[チェンジュンイ]
1970年10月湖北省赤壁市生まれ。1985年、文学作品執筆開始。1992年5月、経営コンサルティング業務開始。2003年7月、『水煮三国』(邦題『水煮三国志』)を出版し、経営管理をテーマとする文学を誕生させたことで中国語文学圏に大きな衝撃を与えた
漆嶋稔[ウルシマミノル]
翻訳家。1956年宮崎県生まれ。神戸大学卒業。三井銀行(現三井住友銀行)上海支店を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。