人間の記録
安倍能成―戦後の自叙伝

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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784820595724
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0323

目次

1 終戦後の一高生活
2 文部大臣時代
3 憲法改正の特別議会
4 学習院長と博物館総長の時代
5 専ら学習院で苦労した時代
6 アメリカ行
7 私学満十年を迎へるまで
8 私学十年記念の日
9 老後の思ひ出

著者等紹介

安倍能成[アベヨシシゲ]
1883~1966。愛媛県生まれ。1909年東京大学文学部哲学科を卒業。ヨーロッパ留学後、京城大学教授、第一高等学校長を経て46年、幣原内閣の文相に就任する。アメリカ教育使節団との初会合では、アメリカが“力は正義なり”の立場をとることがないよう要望し、その硬骨の精神は人々に感銘を与えた。47年には皇室と関係の深い学習院の院長となり、勇気と決断力をもって約20年にわたりつとめた
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感想・レビュー

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Gotoran

33
終戦直後、神谷美恵子氏が通訳を務めサポートした当時の文相安倍能成氏。アメリカ占領下の混乱期に文相に就任。その後憲法改正案特別委員長として「主権在民」「戦争放」を謳った新憲法成立に寄与。六・三・三制に拘り教育基本法制定に尽力。勇気と決断力で約20年の長きに亘り学習院院長を務めたと云う。本書はその間の折々に、伊予松山人安倍能成が綴った随筆風の回想録。本書を介して戦後 日本の歴史の一端を知るとともに、世界に類のない「戦争放棄」を謳った日本国憲法の大切さを再認識した。著者と同姓の某首相の不穏な言動が気懸りだ。2014/07/29

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