• ポイントキャンペーン

愛蔵版詩集シリーズ
若菜集

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784820595601
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

出版社内容情報

まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の 花ある君と思ひけり 明治30年春陽堂刊の初版本を底本に、振り仮名、仮名遣い、文字組を底本通りにし、初版のデザインを模した装丁で再刊。

著者紹介
1872~1943年。長野県生まれ。明治学院に学ぶ。「若菜集」で新体詩人として出発、のち散文・小説に転じる。著書に「夜明け前」「破壊」「新生」など。

目次

おえふ
おきぬ
おさよ
おくめ
おつた
おきく
明星
草枕
潮音
春の歌〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

那由多

20
甘やかな言葉の連なりに、うっとりする。甘美である。日本語の美しさよ。2022/04/03

双海(ふたみ)

2
この表紙がいいね。飽きない。

読書家さん#mdQf51

1
玉の䑓の欄干に  かかるゆふべの春の雨 -「おえふ」 芙蓉を前の身とすれば  泪は秋の花の露 -「おきぬ」 ふるきころもを  ぬぎすてて  はるのかすみを  まとへかし -「深林の逍遥」 静かで柔らかな言葉と感性。日本語の美しい響きと空気中に揺蕩う情感。春を待ち待ち、時間をかけて味わえる。 他、初戀2022/03/06

わっちゃん

1
題名から察していたけれど、春の詩を書く人だなぁと思いました。ほのかな、けれど確かに存在する暖かさを拾っている感じがしました。2019/12/27

1bit_memo

0
描写がとても美しい詩集でした2017/06/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/366114
  • ご注意事項

最近チェックした商品