内容説明
2008年11月23日。結婚10周年記念日の3日後。俺、妻のさやか、息子の海(うみ:6歳)、娘の空(そら:4歳)。家族4人は、世界一周の旅へ出発した。ハワイ、北米、中南米、南極、オーストラリア、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、日本…気の向くままに、家族で世界を放浪した、約4年間のファミリー・ジプシー・デイズ。
目次
ハワイ
アメリカ・カナダ
中南米
オーストラリア
アジア
ヨーロッパ
アフリカ
日本
著者等紹介
高橋歩[タカハシアユム]
1972年東京生まれ。自由人。20歳の時、大学を中退し、仲間とアメリカンバー「ROCKWELL’S」を開店。2年間で4店舗に広がる。23歳の時、すべての店を仲間に譲り、自伝を出すために、出版社「サンクチュアリ出版」を設立。26歳の時、結婚。出版社を仲間に譲り、妻とふたりで世界一周の旅へ。約2年間で世界数十ヶ国を放浪の末、帰国。2001年、沖縄へ移住。ネイチャービレッジ「ビーチロックビレッジ」を創り上げる。同時に、作家活動を続けながら、東京、ニューヨークにて、自らの出版社を設立したり、東京、福島、ニューヨーク、バリ島、インド、ジャマイカで、レストランバー&ゲストハウスを開店したり、インド、ジャマイカで、現地の貧しい子供たちのためのフリースクールを開校するなど、世界中で、ジャンルにとらわれない活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
364
家族で世界一周という、時間もお金もとっても贅沢な旅の記録。出発時は著者のご夫婦と男の子(6歳)と女の子(4歳)。ハワイを皮切りに北米、中南米、オセアニア、アジア、ヨーロッパ、そして最後は沖縄。終わりの方の写真では、子どもたちは随分大きく、たくましく育っている。基本的には見開きの左側が写真で右側にショート・エッセイというスタイル。写真は悪くないが、この人のエッセイは私の趣味ではない。文筆業としても稼いだようなのだが、不思議な気がするくらいだ。4年間もの旅だけに、こうした記録を残さないと消えてしまいそうだ。2019/10/09
あじ
24
家族四人が世界の大陸を約四年に渡って旅をした記録。本来であれば学童である子供たち。父である歩さんは広い世界こそが学びの舎と考え、学校=教育とは捉えない方針で子育てをしています。また旅の目的は家族の定住地を探すことにもあります。型を使用した出来映えの良いクッキーではなく、創造しながら自らの手で作り上げるレシピのないクッキー(人生)。『思う通りにやってみればいいじゃん』こう思うには束縛された現状の鎧を脱ぎ捨てないと無理なのかな。2013/12/22
Aya
17
【購入】私の憧れの人・高橋歩さんの講演会でサインをいただいた宝物の本。4年間の世界一周家族旅行。有言実行できる彼の行動力、それを支える奥さん。旅の中、成長していく子どもたち。世界というフィールドで感じるものはまた学校で学ぶものとは大きく違う。「アンテナを全開にして、新しい人、新しい世界にいっぱい出逢って、自分の目に映る世界を、どんどんカラフルにしていきたい」私もそんな生き方に少しでも近付けたら…!歩さんの講演会で直接この家族旅行のお話が聞けたことは私にとって人生の大きな刺激になっている。2014/03/08
淳
13
世界中を4年間旅した子供に「どこが楽しかった?」と聞くと「今が一番楽しい!」と答える。今が一番楽しいって思えるような生き方、考え方、楽しみ方が出来るような大人になるためには、子供から教わるのが一番いいんだろうなぁ。子供の言葉や表情一つ一つ、大事にしなきゃね。年を取ればとるほど、楽しく、かっこよくなる人生を共に送ろう♪2013/10/07
ひろ☆
11
世界中を自由に旅したい。 でも、妻や子どもたちとも、ずっと一緒にいたい! だったら、家族で世界を旅しちゃうか? そんな思いつきから、妻と、6歳と4歳の子どもたちと共に、 家族で無期限の世界一周の旅に出かけた。 2008年11月から、2013年1月まで、約4年間。 こういう事ができる環境がすごい。2013/07/30