戦わずして中国に勝つ方法

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戦わずして中国に勝つ方法

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784819112116
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C0095

内容説明

「孫子の兵法」で尖閣を守れ。中国には一党独裁体制を守るために、国益を譲った歴史がある。中国国内で大混乱が起きるとき、日本に大きなチャンスがやってくる。自壊のサインは中国人の本音にあり。中国の勇ましい「尖閣主戦論」が吹っ飛ぶ彼らの急所!

目次

序章 なぜ戦わずして中国に勝てるのか
第1章 反日、反米の歪みが暴走する(中国人が日本と戦争をしたがるわけ;根強い日本コンプレックス;反米の闘士は英雄か)
第2章 アジアの異質者は敵に包囲されている(南シナ海、主戦論;北朝鮮はもはやお荷物か;格下の韓国に見下される;台湾、香港との大きな溝)
第3章 ペンと剣による支配が緩んできた(習近平政権の独裁強化は危機感から;とうとうメディアの反乱がはじまった;破綻した共産主義思想)
第4章 「人民から富を搾取する集団」の暗闘(重慶事件にみる敗者の末路;指導者は雲の上の人びと)
第5章 “権貴”国家は民衆の怒りに火をつけた(不公正への怒り鳴りやまず;国際標準と噛みあわない民衆;国威発揚より個人の利益)

著者等紹介

矢板明夫[ヤイタアキオ]
産経新聞中国総局(北京)特派員。1972年、中国天津市生まれ。15歳のときに残留孤児2世として日本に引き揚げ。千葉県出身。1997年慶應義塾大学文学部を卒業。同年、松下政経塾に入塾(第18期)、アジア外交が研究テーマ。その後、中国社会科学院日本研究所特別研究員、南開大学非常勤講師も経験。2002年、中国社会科学院大学院博士課程修了後、産経新聞社に入社。さいたま総局記者などをへて2007年より現職。『習近平 共産中国最弱の帝王』(文藝春秋、2012年3月刊)で第7回樫山純三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T坊主

6
中国という現場とネットからの現状報告。1)法律よりも感情を優先させる中国の未熟さ。2)中国の政治家には悪人と極悪人の2種類しかいない。悪人は極悪人にやられる。3)薄き来の刑罰はどれだけ悪いことをしたかに関係なく、党内の権力闘争の行方によって決まる。民衆の怒りがよく分かる、日本人で良かったと思う。2014/01/22

☮maoxin☮

2
2013年5月末に初版発行のため、情報やトピックが新鮮なのが魅力。ただし中国の場合は変化が激しく、『現在進行形』なトピックを取り上げる事はなかなか難しい(結末が変わり、前提を変えなければならない場合もあるだろう)。分析視点も納得しやすいので、少し分野を絞った次回作を期待したい。2013/10/13

しんたろう

2
以前、中国のネットに現れた『戦わずに中国に勝つ6つの方法』なる書き込みを冒頭に紹介し、これを糸口に、依然変わらず中国世論の主流である教条的排他的意見に紛れ、時に俄かに増えつつある体制批判・政治批判の庶民発言論の動向紹介を通じ、その原因たる腐敗の横行と格差拡大への怒りが中国を動かしつつある事を伝える。著作全体の内容が戦わずして中国に勝つための根本である事は理解できるが、今迫りくる現実の危機への対策となっていないところが残念。しかしネットで流れる『戦わずして中国に勝つ6つの方法』って的を得ているなあ・・・。2013/10/04

1
集金兵協賛党国家首席2013/07/08

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