内容説明
「孫子の兵法」で尖閣を守れ。中国には一党独裁体制を守るために、国益を譲った歴史がある。中国国内で大混乱が起きるとき、日本に大きなチャンスがやってくる。自壊のサインは中国人の本音にあり。中国の勇ましい「尖閣主戦論」が吹っ飛ぶ彼らの急所!
目次
序章 なぜ戦わずして中国に勝てるのか
第1章 反日、反米の歪みが暴走する(中国人が日本と戦争をしたがるわけ;根強い日本コンプレックス;反米の闘士は英雄か)
第2章 アジアの異質者は敵に包囲されている(南シナ海、主戦論;北朝鮮はもはやお荷物か;格下の韓国に見下される;台湾、香港との大きな溝)
第3章 ペンと剣による支配が緩んできた(習近平政権の独裁強化は危機感から;とうとうメディアの反乱がはじまった;破綻した共産主義思想)
第4章 「人民から富を搾取する集団」の暗闘(重慶事件にみる敗者の末路;指導者は雲の上の人びと)
第5章 “権貴”国家は民衆の怒りに火をつけた(不公正への怒り鳴りやまず;国際標準と噛みあわない民衆;国威発揚より個人の利益)
著者等紹介
矢板明夫[ヤイタアキオ]
産経新聞中国総局(北京)特派員。1972年、中国天津市生まれ。15歳のときに残留孤児2世として日本に引き揚げ。千葉県出身。1997年慶應義塾大学文学部を卒業。同年、松下政経塾に入塾(第18期)、アジア外交が研究テーマ。その後、中国社会科学院日本研究所特別研究員、南開大学非常勤講師も経験。2002年、中国社会科学院大学院博士課程修了後、産経新聞社に入社。さいたま総局記者などをへて2007年より現職。『習近平 共産中国最弱の帝王』(文藝春秋、2012年3月刊)で第7回樫山純三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T坊主
☮maoxin☮
しんたろう
~