出版社内容情報
「老い」をどう生きるか? どうすれば介護不安を解消し、子どもの人生を巻き込むことなく死ねるのか。母親の闘病から老後の自立を考え、五年に亙り約百か所の老人施設を取材した書き下ろし。
内容説明
「老い」をどう生きるか?どうすれば介護不安を解消し、子どもの人生を巻き込むことなく死ねるのか。母親の闘病から老後の自立を考え、五年に亙り約百か所の老人施設を取材。ともすれば、暗くなりがちなテーマを、明るく、前向きに記した渾身の一冊。
目次
第1章 母さん、堂々と病んでください(“最後の七年”のはじまりの日;母さん、堂々と病んでください;動けなくなったらどうしよう;人間の能力が減っていく日)
第2章 親孝行を期待したらダメ(母よ、淡くやさしき光ふるなり;介護不安が日本を狂わせる;“アトノ祭リヨ”といいたくないが…;ホネは拾わなくてもいい?)
第3章 母の着物に抱かれるしあわせ(人は老いると、どんなことが起こるか;放っといて。早く死なせて;ホーム行脚、本格的にはじまる;母の着物に抱かれるしあわせ)
第4章 理想のホームを求めて(ペットと暮らせるホームがあった…;福祉はどこへ行った?;やっぱり、高齢者虐待はあった)
第5章 親の自立、子の自立(妻の病気に弱い男たち;九十二歳でホームを出た理由;住まい型ホームに体験入居してみる;好みと値段が一致しないホームたち)
著者等紹介
俵萠子[タワラモエコ]
1930年大阪市生まれ。大阪外語大卒後、サンケイ新聞社入社。1965年同社退職後、女性・家庭・教育問題を中心に評論家として幅広く活躍。1981年3月から四年間、日本初の準公選で東京都中野区教育委員を務める。2008年11月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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