内容説明
商社づとめを辞め、家族と別れて、ひとりで養豚場をいとなんでいる小父さん。そこには、寝てばかりいるお父さん、とってもやさしいお父さん、食べてばかりいるお兄さんや元気な仲間たち、そしてまだ子ブタのボクがいる。ボクはブタの世界のことも、世の中のことも、もちろん人間のことも、何も分らないから、いつだってお母さんブタに質問して、彼女を困らせてばかり…。「お母さん、家族って何ですか?親子って何ですか?愛って、幸福って何ですか?」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルームーン
25
主人公はある養豚場で飼育されている豚の子ども。タイトルと表紙からほんわか系の話かと思っていたら、結構シュールだった。児童書に分類されてなかった理由に納得。2014/12/06
おれんじぺこ♪(16年生)
23
タイトルや、表紙のイラスト具合(笑)から、ホンワカ絵本だと思って借りたのですが、違った。語り手は子ブタ、ちょっと立ち止まって家族や生き方などを考えちゃうようなそんな1冊。2014/05/29
いちの
3
語り手は子ブタで、好奇心旺盛ないわゆるなぜなぜ坊やタイプ。お母さんブタは思慮深く諦めの境地に達してもいて、子ブタの質問に答えたり答えなかったり。ひねりがないストーリーだけど、忘れがちかつ大切なことが書かれていると思った。イラストがかわいい!2013/07/05
otya
0
家族と離れてブタを育てる小父さん 小父さんと娘の会話 ブタの親子の会話 温かくてせつなくて とっても大事な言葉たち2011/05/21
chiro
0
かわいらしいオハナシかと思ったら・・・2009/12/25
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