内容説明
神仏分離令、廃仏毀釈…仏教界に思わぬ逆風が吹き荒れた明治初年。釈迦直伝の経典をもとめて二人の若い僧がチベットを目指した。しかしその国は、列強の国々からの攻撃に鎖国政策を強め、一段と排他的になっていた。仏教復興への熱い思いを胸に、禁断の国に足を踏み入れた若い二人の僧、能海寛と河口慧海の行動を、昨今のチベットの騒乱の中でとらえきった物語。
目次
プロローグ
第1部 ラサへ
第2部 遠い道のり
第3部 二十世紀の幕開け
第4部 帰国の道
エピローグ
著者等紹介
将口泰浩[ショウグチヤスヒロ]
1963(昭和38)年、福岡県出身。1989年、産経新聞社入社。新潟支局、整理部、社会部などを経て、現在、経済本部次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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