内容説明
医療事故ではどこまで医師の刑事責任を問えるのか。医療システムや医局制度、報道、厚労省の対応に問題はないのか。患者の死を無駄にしないための医療の具体的あり方を提案。
目次
第1部 医療と刑事責任―倫理と法律のはざまで(医療に対する過剰な期待と報道姿勢;「早期発見、早期治療」は賢い指針か;安全な手術はない ほか)
第2部 大学と医局―社会学的分析(大学病院の矛盾;大学医局の人事システム;医局の成立と行動原理 ほか)
第3部 医の倫理と医療の安全―思想の重要性(他に求める倫理と自己を律する倫理;思想の重要性;インフォームド・コンセント ほか)
著者等紹介
小松秀樹[コマツヒデキ]
虎の門病院泌尿器科部長。1949年香川県生まれ。東京大学医学部卒。都立駒込病院、山梨医科大学等を経て1999年より現職
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