内容説明
先輩に聞かなくてもこの本を読めば「一人前の業界人」になれる!宅建持ってなくても実務はこれだけでOK!
目次
第1章 まずは不動産調査から。メジャー1つで8割わかる!
第2章 法務局と役所は情報の宝庫
第3章 不動産取引の流れを知っておこう
第4章 不動産と切っても切れない融資の基礎知識
第5章 不動産の値段はこうして決まる
第6章 最後の仕上げ!重説と売契で留意すべきポイント
著者等紹介
畑中学[ハタナカオサム]
1974年生まれ。不動産コンサルタント。宅地建物取引主任者のほか、不動産コンサルティング技能登録者、マンション管理士、管理業務主任者の資格も保有している。東京農業大学大学院で造園を学び、設計事務所に就職。その後、長谷工アーベストに転職し、7年勤務。不動産の販売・企画・仲介業務に携わり、32歳で支店長に抜てきされる。リーマン・ショック後の2008年に起業し、武蔵野不動産相談室株式会社を設立。代表取締役に就任。以来、不動産コンサルタントとして首都圏だけでなく関西、中部地方にまで活動範囲を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wiki
13
コロナ禍の余暇を専門分野の復習に使う。デべの販売だったので実体験の伴わない仲介分野については率直に実力不足を感じる。不動産のプロといえばやはり仲介であろう。ただこの仕事、実力の有無は在職期間でなくその努力の有無に大きく比例する。良い不動産のプロに出会えた人は幸福だ。私はその幸福を築けるプロであろうと決めた当時の決意は本書のような基礎基本を学ぶ中で確立できるものであろう。今後は土地バイヤーとしての専門性を磨いていく必要が職務上出てきた。注目する分野もやや変わったので、こうした書籍を新人のように読み直した。2020/04/29
T坊主
13
読メで多くの方が読んでいるのを見て読んでみた。ノートしたりして40時間ほどかかり、2時間では読めませんでした。微に入り細に渡り親切丁寧に書いてあるように思えた。不動産取引の入門書としてはバイブル的な存在だと思う。あとは知識を蓄えて、どれだけ経験するかでしょう。惜しむらくは字が小さく、参考書式、図面は小さく見ずらい。2015/08/03
takayuki
10
素人ですが、不動産業界の視点での見方を知りたくて読みました。詳しく記載されているので、非常に勉強になりました。自分とは全く違う業種なので、全てが新鮮でした。2014/11/14
wiki
7
不動産業界と言うものの、デベ向けというよりは仲介向けの内容。ただしこれこそプロ目線だと思う。仲介を知らずして不動産のプロとは到底言えない。士業はいちいち、わかりやすく言えるものを敢えて小難しく言うフシがある。そうした意味では本書の内容は大変整理されており、体系的であり、実務的であるから、非常にわかりやすく、もっと早く知っておればと後悔するような書籍だった。業界の若者にとっては確実に良書だ。後輩指導に活かしていきたい。2018/04/23
シュウ
5
2時間では無理かもしれませんが、不動産の売買がどういうプロセスで動くのかが、不動産会社目線でわかります。売主や買主の立場や関係する会社、専門家、役所などの関わり方が見えてきますね。実体験に基づいて書かれているようで、イメージもしやすいです。2015/11/07