近世琉球の租税制度と人頭税

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  • サイズ A5判/ページ数 302p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818815407
  • NDC分類 345.219
  • Cコード C3021

出版社内容情報

十七~十九世紀、沖縄先島(宮古・八重山)で行われた人頭税を多面的に考える。その仕組みと実態の検証、酷税だったのか。あわせて、人頭税に関わる伝承と歌謡の発掘報告。

内容説明

本書は、17~19世紀に、琉球・沖縄の先島地域(宮古・八重山)で行われていたとされる「人頭税」について、多方面から考察したものです。

目次

第1章 近世琉球の租税制度と人頭税(石高賦課と人頭賦課―琉球王国の貢租制度について;近世先島の人頭税と琉球の租税制度)
第2章 近世期先島の人頭税制度の構造(近世八重山の役人と勧農;西表島上原村人頭税「請取帳」に関する覚書―士族と百姓の税負担を比較する ほか)
第3章 明治期沖縄の租税制度と人頭税(旧慣時代沖縄県の間切島の租税構造と人頭割課税―本土町村戸数割課税との比較を中心に;明治「旧慣温存」期八重山の人頭税問題―日誌・復命書・見聞記・報告書等を中心に ほか)
第4章 人頭税に関わる伝承と歌謡(野原ウナヒト媼の大往生と人頭税;聞き書き・御用布物語―明治・大正期八重山女性の労働の一面 ほか)

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