内容説明
本書は、経営上の諸課題を中心に、労使が取り組むべき事柄を5部編成で整理し、労使の議論の材料に供するものである。1は、企業経営をめぐる環境について鳥瞰し、2では人事・処遇制度の改革に向けて考慮すべき事項を企業事例をまじえて解説している。3では近年、労使双方にとって重要なトピックとなっている「多様な働き方」の現状と今後の課題を、4では労働組合の動きを中心とした労使交渉の課題と展望について論じている。5には統計資料を付した。
目次
1 企業を取り巻く現状認識(デフレ脱却を模索する日本経済;企業経営の動向 ほか)
2 雇用・処遇制度改革の動向(体質改善と競争力強化の人事賃金制度;退職給付の動向 ほか)
3 企業競争力を高める働き方の多様化(雇用ポートフォリオの実践;多様化する社員の戦力化事例―ダイエー ほか)
4 春季労使交渉の内容と特色(2002年春季労使交渉の回顧;2003年連合春季生活闘争の主な内容 ほか)
5 統計資料(経済動向;労働力事情 ほか)
-
- 和書
- 近世後期江戸小説論攷