内容説明
イスラエルが部族連合から中央集権国家へ移行する過程を描く「サムエル記」を文芸学的に考察・議論。
目次
第1部 サムエルの台頭 サムエル記上一‐七章(サムエル記上一‐三章 サムエルの正統性;サムエル記上四・一b‐七・一 神の箱の物語;サムエル記上七・二‐一七 士師としてのサムエル)
第2部 サウルの支配 サムエル記上八‐一五章(サムエル記上八章 サムエルの報告;サムエル記上九‐一一章 サウルの公認;サムエル記上一二章 古い契約、新しい王制;サムエル記上一三‐一五章 サウルの排除)
第3部 ダビデの台頭 サムエル記上一六・一‐サムエル記下五・一〇(サムエル記上一六‐一七章 羊飼い、楽人、戦士としてのダビデ;サムエル記上一八‐二〇章 サウルの宮廷におけるダビデ;サムエル記上二一‐二二章 ダビデ、サウルの宮廷から逃亡する;サムエル記上二三‐二六章 サウル、ダビデを追跡する;サムエル記上二七‐三〇章 ダビデのペリシテでの賭け;サムエル記上三一章 サムエルの預言は成就した)
著者等紹介
中村信博[ナカムラノブヒロ]
1955年長野県に生まれる。1978年同志社大学神学部卒業。1981年同志社大学大学院神学研究科聖書神学専攻前期課程修了。日本基督教団正教師。現在、同志社女子大学学芸学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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