内容説明
ライブコマース事業立ち上げ・準備、配信中、配信後のそれぞれの場面から詳しく解説。プラットフォーマー、配信者、出品者が押さえておくべきポイントを分けて記載。オンラインサロンとファンビジネスについても言及。
目次
第1章 ライブコマースをめぐる契約関係(ライブコマースにおける当事者;ライブコマースの契約パターン;売主の義務、責任)
第2章 立ち上げ・準備編(必要な許可、届出;サービス、コンテンツの制作;利用規約の作成;協賛契約;知的財産権;「投げ銭」をめぐる法律問題)
第3章 ライブ配信開始中の法律問題(通信の秘密と配信内容の監視;広告表示に関する規制;特定商取引法;景品に関する規制)
第4章 ライブ配信終了後の法律問題(商品販売後の対応;商品所有権の移転時期;商品の売買契約の取消し、無効への対応;配信アーカイブについて;個人情報の取扱い;誹謗中傷問題への対応)
第5章 その他の法律問題(芸能事務所との関係;サービスの健全性確保;オンラインサロンとファンビジネス)
著者等紹介
星諒佑[ホシリョウスケ]
2013年弁護士登録(66期)。SHOWROOM株式会社専門執行役員。法律事務所及び不動産民間事業会社組織内弁護士を経て、2020年4月以降現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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まさやん510
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SHOWROOM株式会社の執行役員を務める弁護士の著者が、ライブコマース事業の立上げ準備、配信中、配信後のそれぞれの場面において問題となる法律や利用規約等について解説した書籍。200ページ程度のコンパクトなボリュームながら、ライブコマース事業における法律上の留意点を幅広く解説してくれている。付録として関連裁判例や利用規約全文が掲載されているのもうれしい。問題になる法律は、他のオンラインサービスと共通する点も多いものの、ライブコマースにフォーカスして問題点を整理してくれているのが本書の価値では。2023/05/15