内容説明
年間300試合近くスコアブックをつけながら試合を見続けてきたスポーツジャーナリストが、野球の試合における「流れ」の正体をついにつきとめた。
目次
序章 野球を分析し続けると見えてくるもの
第1章 投手戦の流れ、打撃戦の流れ
第2章 監督の仕事は選手交代と采配だけではない
第3章 中京大中京、43年ぶり全国制覇達成で見えたもの
第4章 横浜隼人、“打倒横浜”を果たしての甲子園初出場
第5章 ホンダの都市対抗制覇への道
第6章 春の最下位から秋は大躍進!戦国東都の立正大
第7章 偶然のように見える必然をどのように見出すか
第8章 長期展望、中期見込み、短期決断の流れ
第9章 「流れの正体」とは何だったのか?
終章 もっともっと、野球を好きになろう
著者等紹介
手束仁[テズカジン]
1956年生まれ。愛知県出身。國學院大卒。高校野球を中心に、幅広い分野で活躍するスポーツジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こたろう
14
息子の友人(野球少年)が書いた感想文を読んで手に取った。試合の勝敗を左右する、技術力を超えた「何か」の存在を検証している本書。高校野球や社会人野球、大学野球のある1チームに焦点を当てた分析は、流れの正体云々を抜きにして楽しかった。転機になった試合のスコアブックまで載っているのも嬉しい!でも正直、一冊の本にする程の内容ではなかったかな〜。もう少しデータ的な切り口から責めてほしかった。2014/11/15
お空
3
積読本。最後の方で挫折。感覚的に理解できてた部分の説明もありましたが、どうも文章からそのシーンをイメージするのが得意じゃないもので、ただの文字の羅列としか読めない部分もあって、私には合ってなかったです。2012/12/31
satoben
2
正直言って期待はずれだった。事例ばかりだし、結論も精神論によっており違和感があった。2010/10/05
タリぃ
1
切り口は良くても内容がついてきてないかな。もっとデータを集めてほしい。面白いのにもったいない。2015/04/14
かい
1
流れとはよく言うものだが何かということが具体的でおもしろい。高校社会人それぞれが特集されているところもおもしろい。2013/08/04