情報数学のはなし―情報理論から暗号・認証まで

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784817124241
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C1041

内容説明

“情報”とは、いったい何か。“情報量”はどのように測られるのか。情報は演算できるものなのか。コンピュータ間での情報のやりとりは、どうすれば間違いなく効率よく伝達できるのか。本書では、情報の数理の初歩を学ぶ。情報の量を数字で表わしたり、情報伝達の速度を数学的に追求したり、暗号に利用される数学などを分かりやすく解説した。

目次

第1章 情報の量を測る―ビットが基本
第2章 情報の量を見積もる―エントロピーが切り札
第3章 情報を演算する―0と1の世界
第4章 言語の情報数学―計量言語学を覗く
第5章 情報の符号化―まず、効率を追求する
第6章 誤りの検知と訂正―そして、自浄機能を備える
第7章 暗号解読の原点―言語の冗長性を頼りに
第8章 IT社会の暗号―現代暗号の誕生
第9章 暗号の数理―高等数学の顔見せ

著者等紹介

大村平[オオムラヒトシ]
工学博士。1930年秋田県に生まれる。1953年東京工業大学機械工学科卒業。空幕技術部長、航空実験団司令、西部航空方面隊司令官、航空幕僚長を歴任。1987年退官。その後、防衛庁技術研究本部技術顧問、お茶の水女子大学非常勤講師、日本電気株式会社顧問などを歴任。現在、(社)日本航空宇宙工業会顧問など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しょ~や

0
非常にわかりやすかったと思う。暗号の部分など2001年の本ゆえに古い内容もあったが、基本を整理できたのではないかと思う2015/07/09

meg

0
身近な事例が取り上げられており読みやすく、わかりやすいです。高校生からでも読めます。ただ、計算の部分に誤植が多かったです(第3刷現在)2008/04/01

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