内容説明
留学生・企業人・カメラマン・国際弁護士という種々様々な国々の人々への書教育体験を通して学んだ日本文化の日本らしさとは何か。慶応大学工学部卒の異色才媛女流書家のダイナミックなものの見方に注目!書による『菊と刀』!
目次
ドイツ人と(中国の書と日本の書との違い;外国人の書へのアプローチ;墨を用いる抽象画)
アメリカ人と―Part1(虹の色;英語のネイティブ・スピーカー;外国人の受け入れへの過程)
書について―Part1(中国の書と「気韻生動」;他力の美、自力の美;神秘体験獲得)
アメリカ人と―Part2(1泊2日参禅コース;心理療法的効果;書か書道か;右手線理論;金華宗旨;丹波立杭)
イギリス人と
オーストラリア人と
フランス人と(双鉤懸腕直筆法;中国的アプローチと日本的アプローチ;筆禅道;心理療法としての書;構成主義と幾可学的抽象)
ユダヤ人と
東洋人と
書について―Part2(抽象美術;カンディンスキー;書の文字性;無意識領域の持つエネルギー;ユングの心理学)