出版社内容情報
主に文字デザイン(作字)で活動するグラフィックデザイナーによる、ロゴづくりのためのデザイン書です。
装丁・看板だけでなく、近年イベントやWebサイトなどでも凝った作字によるタイポグラフィを目にすることが多くなりました。そうしたロゴは見る人に対象のイメージを伝える大きな役割を担っています。
本書はロゴデザインの方法について、デザインの意図やコンセプトからどのように具体化するか、相手に伝わるビジュアルをどう作るか、などの視点から楽しく学べる一冊です。
デザイナーはもちろん、商品POPやポスターの作り方に悩んでいる人も参考にできます!
内容説明
かわいい、かっこいい、おしゃれ…etcロゴデザインの引き出しが広がる!お店・企業ロゴ商品POPにも使える!
目次
1 ロゴデサインと作字の基礎(基本的な作字の流れ;作字デザインに必要なもの;基本的なデザインの法則1 ほか)
2 実践的なロゴの作り方(喜怒哀楽を文字であらわす 喜;喜怒哀楽を文字であらわす 怒;喜怒哀楽を文字であらわす 哀 ほか)
3 ロゴデザインのカタログ(オールナイトニッポン55周年記念公演 あの夜を覚えてる/あの夜のはなし;背信者/門外不出モラトリアム;不本意アンロック/花澤香菜の京のパン 何にする? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かきょん
2
題名の通り、文字をデザインする本。著者のやり方、考え方などが楽しくのっている。調整するところは、ほんの少しのとこもあるけど、やるとやらないのでは全体のバランスが違うのがわかって為になる。2023/11/25
yendows
1
ロゴ作成工程の一通りと様々な例がでている。ただ、著者のオリジナルのセオリーというのは特に書かれてないので(デザインの一般的基本の理論はかいてある)で、そこは数多くの例を見て作ってみて体得せよか。ラフを書いてみてスキャンしてそのあとフィードバック⇒調整というあたりがなるほどってなった。2023/11/28
まちゃん
0
全体的に活字部分の文字の級数が大きく、読みにくく感じた。メイキングが多く載っており、楽しくて良い。2023/04/19
千代
0
作字(文字デザイン)を主軸にしたロゴづくりの本。アイデアの出し方は素直にすごいなぁと思った。「あ」「ア」「永」「A」にラフの「無」とよく思いつくな。5分間であれだけの「無」が出てくるなんて。ラフスケッチ→トレース→調整→(表現の展開)→完成と手順も分かりやすいしデザインも好きなんだけど、参考にして作れるかといえばちょっと厳しい。まずはセンスと根気が欲しい。2023/03/08