目次
エッセイ 半島と廃墟と雲と
特集 扉のない酒場へ。(赤壁酒店―旦過;宮原酒店―折尾;井形酒店―春の町;酒のキリン屋―黒崎;高橋酒店―折尾;田中酒店―戸畑;魚住酒店―門司港)
酒屋を見たらとりあえず入ってみる、という姿勢でいるべきだ。(河口酒店―城野;野村酒店―若松;中島酒店―黒崎;末松酒店―室町;高田酒店―戸畑;はらぐち酒店―戸畑;弥栄酒店―西小倉)
街のうた/三交代の一日
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pino
143
「雲のうえ」とは北九州市が発行する情報誌。ただの観光案内にとどまらない面白さがある。ノープランで知らない町をぶらぶらするイメージかな。ふらりと訪れた酒屋で「角打ち」を楽しみ、活気溢れる市場で人波に揉まれ、お惣菜をちょこっと味見。夕方は駅前の食堂で大盛り飯を。日本を支えた工場もある。鉄の町はリサイクルの町でもある。おお!旦過市場には、もたいまさこさんが違和感なく佇んでおられる。宮田珠己さんは島で盆踊りを体験したそうな。牧野伊三夫さんの絵も字もホヨ~ン。写真は庶民にズズンと迫る。一度、北九州に来てみてっちゃ。2013/09/26
一歩
2
この驚異のフリーマガジンをずっとレビューしたかった。 福岡県北九州市へ一人旅をした2013年の真夏。小倉や門司の街にはグルメ、歴史にアート、市場に風俗街にファッションビルに港にモノレール。なんでもござれのあの混沌さにやられた30歳。 何の因果か2013年末、旅先のカフェで配布していたこの「雲のうえ」で北九州市と再会。北九州市が発行する公共のフリーマガジンでありながら、かなりのサブカル度。長野陽一さんがカメラマンで参加しているなどかなりアツい。都内でも取扱店あり。東京でタダで北九州市と繋がるネオワンダー!2013/12/03
チョビ
2
敬愛するシーナさんの故郷の本なので読んでみる。彼女のようなおばちゃんがいっぱい出てきた。彼女のご両親も大変イカした考えの持ち主なのだが、この町の雰囲気がそうさせているのだな、と思いました。行きたいぞ!2013/11/14
笛吹岬
0
なるほど、まちをアーカイブするとは、このようなことか。2013/02/10