内容説明
1981年、着任した中学は「日本1の荒れる学校」だった。窓ガラスはなく、天井には穴、トイレにはドアがない、オートバイで3階廊下を走る!…なぜ荒れるのか?どうしたらいいのか?非行を克服し、学校を再建させた、朝霞からの発信。
目次
1章 校内暴力の嵐(戦後第三のピークに教員としてスタート;「果てしなき暴力教室」 ほか)
2章 戦争は最悪の非行です。(ひよっこ教員;教え子たちとの再会 ほか)
3章 すべての学習は平和学習(非行克服とヒロシマ修学旅行;ヒロシマに行かなくとも ほか)
おわりに 「負の歴史」に学ぶ(非行克服;戦争克服 ほか)
著者等紹介
中條克俊[チュウジョウカツトシ]
1956年東京都新宿生まれ。新宿区立淀橋第七小学校、淀橋中学校(いずれも廃校)、都立新宿高校に学び、埼玉大学経済学部卒業後、1981年より埼玉県公立中学校社会科教員(朝霞二中、四中、一中、三中)となり2017年3月に定年退職。同年4月より駿河台大学(教職課程)非常勤講師。地域から見える戦争と平和を研究テーマとして、教材づくりと教育実践(社会科教育、総合学習、平和学習)に専念している。歴史教育者協議会会員。早稲田大学教師教育研究所招聘研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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