出版社内容情報
日本酒は飲むけれど、好みを聞かれると困る…お店では何となく選ぶかお任せにしている…。そんな人のために、「自分好みの一杯を選べる」ようになるためのコツから日本酒の楽しみ方、知っておきたい基礎知識までをレクチャー。日本酒を愛してやまない、予約の取れないお店のマスターが熱く楽しく解説。
内容説明
日本酒は、自由で、楽しい!いつも何を飲むか迷って、結局「何となく」で選んでいる人へ…予約の取れないお店のマスターが、誰でも今日からできる「おいしい日本酒の選び方」を教えます。
目次
Prologue 日本酒の新常識
1 自分の「好み」がわかる日本酒診断
2 お店で日本酒を選ぼう
3 日本酒を買いに行こう
4 家飲みを楽しもう
5 竹口敏樹推薦 一度は飲むべき日本酒30
6 日本酒が止まらないカンタンおつまみ
7 日本酒の不思議
著者等紹介
竹口敏樹[タケグチトシキ]
1977年生まれ、鹿児島県出身。映像カメラマンとして活躍していた20代の頃、偶然立ち寄った酒場で日本酒のおいしさに開眼。独学で日本酒を学び、居酒屋勤務を経て東京・四ツ谷に「酒徒庵」を開店。天性の目利き力と料理とのペアリング力が評判を呼び、瞬く間に予約の取れない人気店となる。2015年に酒徒庵を閉店し、同年ひっそりと会員制の日本酒専門店「鎮守の森」をオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいぱぱ
23
日本酒が好きになってまだ数年なので、日々勉強です。何冊か日本酒の本を読んだけど、酵母の話や製法など、本書が一番わかりやすかったです。今までラベル見ても、酵母の種類とか見てなかった。僕の好みのフルーティーで甘口で酸味がある日本酒を求めて、これから要チェックです。2018/03/21
山のトンネル
12
★2日本酒のさわりの1冊としてはイラストが可愛く読みやすいと思う。ペアリングについてはまだまだ知識がないが、ある程度日本酒に詳しい人なら既知のことがほとんどだと思う。2024/01/03
鈴木双葉(全日本目が死んでる団団長)
8
以前から「日本酒・初心者向け最初の一冊」が欲しいなと思っていた。図書館で借りたが、これでよさそう。というわけでアマゾンで注文済み。/私の好みは多分端麗辛口。しかし「昭和の好み」と書かれていてちょっとショック(まあバリバリの昭和生まれだが)。だが甘い酒も、著者が見たところ、女性向けというより意外とおっさんの趣味らしい。/おつまみレシピもそのうち作ってみよう。/貴醸酒っていう酒があるのね~。/次は焼酎の「最初の一冊」が欲しいな!2020/12/20
奈良 楓
8
【〇】吟醸ってなに?位の初心者の私にはちょうど良かったです。日本酒の価値=値段や米を削ること ではない、というのが目から鱗です。稲里と片野桜がおいしそうです。2018/04/04
ココアにんにく
7
イラストやフォントがいい感じの本。正月に日本酒を1本と選んでいた年末までに読みたかった。知識がないとどうしても、ラベルに頼ってしまう。「純米」や「大吟醸」という言葉にも弱い。精米歩合が40%以下でもかわらない、日本酒は基本甘いお酒など、自身で思っていたことを打ち破ってくれる話も書かれていた。日頃飲むお酒の傾向から日本酒タイプを探す。自分の傾向が明確にあった。どれを買ったらいいのか?酒棚前でいつも逡巡していたので、これを頼りに買ってみよう。2018/01/11