日本の美術 〈no.482〉 美人風俗画 大久保純一

日本の美術 〈no.482〉 美人風俗画 大久保純一

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  • サイズ B5変判/ページ数 98p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784784334827
  • NDC分類 702.1
  • Cコード C9471

出版社内容情報

【主要目次】
■はじめに
■寛文美人図
・寛永風俗画から一人立ち美人図へ/・舞踊図/・古典図像の継承
/・実在の美人たち
■浮世絵美人画の誕生
・菱川師宣の登場/・初期浮世絵の諸派/・錦絵時代の到来と美人画の大家たち
/・肉筆浮世絵に専業する浮世絵師/・末期浮世絵の美人画
■京・大坂の美人風俗画
・西川祐信とその門流/・大坂の美人画/・円山四条派の隆盛と上方の美人風俗画
■近代の美人風俗画

・図版目録
・参考文献

付論
・美人画と小袖意匠

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

水色。

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名のとおり美人を描いた「美人画」は、日本において初めて欲望の対象/男性の視線に媚びる存在としての女性を描いたものであるという。遊女らは個別に差をつけずひとつの理想像として描かれるのが普通であり、これは男性から見た「都合の良い」遊女像が描かれたことを示すのではないか。漠然とした「美人」のみを描き、彼女を愛でること、それは現代の女性の搾取の萌芽であったとも考えることができよう。2011/03/01

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