内容説明
キリスト教、イスラーム、仏教など、世界の神話・宗教に登場する天使や悪魔について、西洋と東洋の比較や、時代における変遷など、多様な切り口で解説しました。天使と悪魔の性質や由来の紹介はもちろん、私たち人間がそれらをどうとらえ、影響を受けてきたか、歴史的、文化的背景にまで踏み込んで考察しています。特に、イスラーム関連では、海外の研究をもとに、本邦初公開の情報も紹介。
目次
第1章 キリスト教の天使(ゾロアスター教からエンゼルマークまで―天使とは何か?;天の意志や言葉を伝え、神と人をつなぐ―告知の天使 ほか)
第2章 さまざまな天使(善なる神を補佐する7柱の大天使たち―アムシャ・スプンタ;神の使者としてさまざまな働きをおこなう―イスラームの天使と天界 ほか)
第3章 世界の悪魔(善なる神と対立し、この世に恐怖と災厄をもたらす―悪魔とは何か;原初の混沌と巨龍―シパクトリ、ユミル、ティアマト ほか)
第4章 西洋と中東の悪魔(神の意を受けて動く僕―サタン;イスラームの悪魔―シャイターン ほか)
第5章 悪魔の跳梁(子どもを襲う夜の魔女―リリス;悪霊がこの世にはびこる理由―ネフィリム ほか)
著者等紹介
藤巻一保[フジマキカズホ]
作家・宗教研究家。中央大学卒。宗教における神秘主義をメインテーマに仏教・神道・キリスト教など東西の宗教にまつわる著作を上梓しているほか、関連分野の監修、テレビ出演など、幅広い分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
lovemys
クマリカ
蒼
樹999
魚京童!