世界の天使と悪魔

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816347085
  • NDC分類 164
  • Cコード C0014

内容説明

キリスト教、イスラーム、仏教など、世界の神話・宗教に登場する天使や悪魔について、西洋と東洋の比較や、時代における変遷など、多様な切り口で解説しました。天使と悪魔の性質や由来の紹介はもちろん、私たち人間がそれらをどうとらえ、影響を受けてきたか、歴史的、文化的背景にまで踏み込んで考察しています。特に、イスラーム関連では、海外の研究をもとに、本邦初公開の情報も紹介。

目次

第1章 キリスト教の天使(ゾロアスター教からエンゼルマークまで―天使とは何か?;天の意志や言葉を伝え、神と人をつなぐ―告知の天使 ほか)
第2章 さまざまな天使(善なる神を補佐する7柱の大天使たち―アムシャ・スプンタ;神の使者としてさまざまな働きをおこなう―イスラームの天使と天界 ほか)
第3章 世界の悪魔(善なる神と対立し、この世に恐怖と災厄をもたらす―悪魔とは何か;原初の混沌と巨龍―シパクトリ、ユミル、ティアマト ほか)
第4章 西洋と中東の悪魔(神の意を受けて動く僕―サタン;イスラームの悪魔―シャイターン ほか)
第5章 悪魔の跳梁(子どもを襲う夜の魔女―リリス;悪霊がこの世にはびこる理由―ネフィリム ほか)

著者等紹介

藤巻一保[フジマキカズホ]
作家・宗教研究家。中央大学卒。宗教における神秘主義をメインテーマに仏教・神道・キリスト教など東西の宗教にまつわる著作を上梓しているほか、関連分野の監修、テレビ出演など、幅広い分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

lovemys

3
天使と悪魔って、こんなに種類があるのね。どの宗教にでも、天使や悪魔が出てくるのは興味深い。天使に対する悪魔、という考えと、天使(神)の一部分が悪魔、という考え方があるのが面白かった。人の悪い面が悪魔、全部悪い人はいない、って考え方の方が、やっぱり馴染みがあるのは、唯一神を信じていないからなのかしら?これを読むと、キリスト教も、なんとか悪魔という存在を説明できるモノにしようとがんばっているのが分かって微笑ましく感じてしまいましたが、どうなんでしょうか?(笑)2016/04/04

クマリカ

1
ユダヤ・キリスト教的天使と悪魔を中心にイスラムや東洋のそれに近い概念を列挙している 相当広範囲に広く浅く網羅してる 宗教の古層成立の過程で別の宗教や土着信仰からひっぱってきたものも書かれていて面白いけど もう少し体系的に整理されてるといいな ×精霊〇聖霊の誤字は日本人らしい 面白かったけど欲張らずキリスト教的天使と悪魔だけに絞って整理して欲しかった 2023/06/29

1
軽く知っておくには十分な一冊。イラストもしっかりと掲載されておりイメージもつきやすく入門編といった感じ。2013/02/04

樹999

1
暇つぶしの読書としては楽しめた。こうしてみると人間の想像力って凄いなーと実感する。2010/08/19

魚京童!

0
http://kuzirappa.blog.fc2.com/blog-entry-458.html2013/05/31

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