出版社内容情報
《内容》 これから漢方医学を勉強し臨床の現場で実践してみたいと考えている若い医師に対し,著者の漢方医学への熱い思いをまとめた指南書である.
解説は,難解な漢方用語をできるだけ用いず,現代用語で平易に解説.しかも内容は東洋医学専門医,指導医にも十分活用できることを目指している.
《目次》
第1章 漢方医学への入門
1.日常の中の漢方
2.日本漢方の歴史と現在
3.漢方医学と西洋医学の接点 ほか
第2章 漢方医学理論から臨床へ
1.女性診療における漢方医学の位置づけ
2.月経不順の解釈と漢方治療
3.妊娠と漢方 ほか
第3章 漢方の目‥‥漢方診療を理解するために
1.古典について
2.漢方理論
3.漢方と薬学 ほか
第4章 症例に学ぶ‥‥こんな患者にはこの漢方
1.耳鳴り,難聴,疲労感(八味地黄丸)
2.意欲低下,不眠,いらいら(柴胡加竜骨牡蠣湯)
3.気力がない,喉~胸のつかえ,腹部膨満,いらいら(半夏厚朴湯)
ほか
付.漢方のことば
1)医食同源
2)桃源郷
3)標本同治 ほか
付.漢方のなぜ/はてな?
1)漢方薬にアレルギーや副作用はあるのですか?
2)漢方薬は妊娠中に飲んでもいいですか?
3)漢方が効く人と効かない人がいるのはなぜ? ほか
漢方薬一覧
漢方字典



