出版社内容情報
《内容》 ■本書は内分泌疾患を疑わせる患者の臨床症状から、直ちに内分泌腺の機能診断や画像診断を経て鑑別すべき疾患、診断、さらに治療法と予後に至るまでの実際を詳しく解説する臨床内分泌学の指針である.■ピコグラムの単位まで測定可能となったホルモン測定法、あるいはMRI、PET、カラードップラによる超音波診断等の画像診断技術、さらには内分泌疾患の遺伝子診断の導入等、 内分泌領域における診断技術の目覚ましい進歩を受け、その実際を詳しく解説するとともに、検査方法、検査値の読み方を具体的に述べるなど、日常臨床にすぐ役立つ知識が記述されている.■主要内分泌器官である視床下部・下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、性腺を発症部位とする疾患を章ごとに取り上げ詳細に解説する他、 多発性内分泌腺腫瘍、内分泌救急疾患についても、各々一章が設けられている. ■疫学、病態生理、各ホルモンの合成分泌など、内分泌疾患の診断と治療の背景として有用であり、また臨床内分泌を理解するうえで必要な知識を<Memo>として適宜随所に挿入されている. 《目次》 □主要内容□1.視床下部・下垂体疾患2.甲状腺疾患3.副甲状腺疾患4.副腎疾患5.性腺疾患6.多発性内分腺腫症7.内分泌救急疾患
内容説明
本書では内分泌疾患を疑うため患者さんの臨床症状から始まり、内分泌腺の機能診断法と画像診断法について詳しく述べている。続いて鑑別すべき疾患、診断を述べ、治療法と予後が記載されている。内分泌疾患の診断と治療の背景として有用な疫学、病態生理、各ホルモンの合成、分泌などについてはメモとして随所に挿入されている。
目次
1 視床下部・下垂体疾患
2 甲状腺疾患
3 副甲状腺疾患
4 副腎疾患
5 性腺疾患
6 多発性内分腺腫症
7 内分泌救急疾患