内容説明
月120~140件の相談に乗り、10年750件以上の新規事業の立ち上げに関わり、都合1万人超の起業家・事業主と出会い続けてきた男が明かす―これぞ人おこし、町おこし。
目次
第1章 次から次と成功する起業相談所
第2章 自分の「売り」に気づく―それが出発点
第3章 パブリシティ戦略によるブランド力強化―成功のヒントは足もとに
第4章 アイデアは化学反応―誰と誰を、何と何を結びつけるか
第5章 町が元気になる条件とは?―住民主役の地域再生
第6章 地域に仕事を生み、起業家を生み出す―支援者に求められるスキル
著者等紹介
小出宗昭[コイデムネアキ]
富士市産業支援センターf‐Biz(エフビズ)センター長。法政大学卒業後、(株)静岡銀行に入行。2001年、創業支援施設「SOHOしずおか」へ出向。2007年、「はままつ産業創造センター」へ出向。2008年7月、静岡銀行を退職し独立、(株)イドムを設立する。同年、8月より「富士市産業支援センターf‐Biz」の運営を受託し、センター長に。地域産業活性の支援活動が高く評価され、2005年2月にJapan Venture Award経済産業大臣表彰を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
14
中小企業支援のプロフェッショナル。本人が気づいていない魅力を引き出す元銀行員。2015/07/10
メタボン
14
☆☆☆☆ 前著とかぶる内容が多いものの、中小企業支援にかける情熱は強く伝わってくる。どんな企業にもセールスポイントがあり、それを見出すためには、あらゆる情報に関心をもち、アンテナを高く張っておく必要がある。毎日7紙の新聞を読むことは出来ないが、感度を高くする心構えだけは持続したい。2015/06/25
yukioninaite
3
この方は、本を読むより話を聞いた方がずっと面白い。百聞は一見に如かず、とはよく言ったものだ。2015/02/16
ユウキ
2
2016年に話題になった『捨てられる銀行』は国家レベルで地方の中小企業の起業再生をどうしていくかという具体的な報告書となっていたが、本書はそれよりはるか昔に、もっと現場レベルで同じようなことを考えていた元銀行マンの苦闘の軌跡。その意味で単純なコンサルティングの成功事例集ではない。リレーションシップバンキング的な役割を公的機関に在籍しながら実現しようとしていろいろな方法論を列挙する様はノウハウの宝庫。起業家・事業主にとっても「使える」事例は多いはずである。2018/03/17
Stevie G
2
すべて、おっしゃる通り。バイタリティにあふれていて、自分もこうやって活躍してみたいと思ってしまいます。勇気づけられる一冊2017/06/09
-
- 電子書籍
- 小さな巣をつくるように暮らすこと
-
- 和書
- 林芙美子随筆集 岩波文庫