毛沢東時代の経済―改革開放の源流をさぐる

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毛沢東時代の経済―改革開放の源流をさぐる

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815810313
  • NDC分類 332.22
  • Cコード C3033

内容説明

現代中国のブラックボックスを開く。破壊的だったとされる毛沢東時代。ではなぜその後、急速な発展をなしえたのか。人民公社、重化学工業優先、三線建設など、当時の制度・政策の効果をはかり、現在への「遺産」を問う。歴史的視野のもと、冷静な経済学的分析をくわえた画期的著作。

目次

序章 経済実績とその背景
第1章 毛沢東の政治経済学、〓小平の経済学
第2章 新民主主義から社会主義改造へ―重慶市の事例を中心に
第3章 人民公社(1)―生産費調査からみた集団農業経営
第4章 人民公社(2)―会計資料からみた生産隊と農家
第5章 水利建設―治水・潅漑事業と労働蓄積
第6章 農村金融―資金移転からみた国家銀行と農村信用社
第7章 重化学工業―傾斜的工業化政策とその評価
第8章 軽工業―社会主義工業化と繊維産業
第9章 農村工業―肥料・セメント工業からみた「五小工業」政策
第10章 毛沢東時代の中国社会―「上海小三線」での生産と生活
終章 改革開放の初期条件とは何か

著者等紹介

中兼和津次[ナカガネカツジ]
1942年北海道に生まれる。1964年東京大学教養学部卒業。アジア経済研究所調査研究部研究員、一橋大学経済学部教授、東京大学大学院経済学研究科教授、青山学院大学国際政治経済学部教授等を経て、東京大学名誉教授、経済学博士。主著『中国経済発展論』(有斐閣、1999年、アジア太平洋賞大賞・国際開発研究大来賞)『中国経済論』(東京大学出版会、1992年、大平正芳記念賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。