肖像画の時代

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  • サイズ A5判/ページ数 412,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815806828
  • NDC分類 721.024
  • Cコード C3071

内容説明

変革期に、絵画は何を語り出そうとしたのか。院政期に雰囲気を一変させる絵巻物との連続性から、似絵や「明恵上人樹上坐禅像」など鎌倉時代の肖像画を捉えることで、その深層に形成された思想の言葉の次元を明るみに出す力作。

目次

鎌倉時代肖像画研究序説
絵巻物から肖像画へ―変革期の日本美術
第1部 絵巻物に見る転換の諸相―院政期美術の背景(神仙山水としての「信貴山縁起絵巻」;絵画との対面の感覚―「信貴山縁起絵巻・延喜加持巻」剣の護法の場について;国家の神話としての「伴大納言絵巻」)
第2部 似絵考―徳治理念の表象としての肖像(似絵以前の平安貴族の肖像観―呪詛論をこえて;生身性と肖似性―肖像表現の基礎概念と院政期の肖像表現;似絵と尚歯会図―似絵の起源;「似絵詞」に見る似絵―源流・名付け・概念;似絵の時期区分―「似絵詞」を中心に;初期似絵から中期似絵へ―「中殿御会図」について;後期の似絵―「天皇摂関御影」について;東アジア肖像画の標準―「元人名賢四像図巻」について)
第3部 「明恵上人樹上坐禅像」考―華厳思想の表象としての肖像(造形の特徴と宋画の摂取(構図法を中心に;空間の組み立て・彩色・筆線などを中心に)
東アジア的な図像の伝統―主題を巡る考察(1)
華厳の思想的実践としての肖像画―主題を巡る考察(2)
補論 多様な肖像世界―「明慶上人像(披講像)について」)

著者等紹介

伊藤大輔[イトウダイスケ]
1968年横浜市に生まれる。1991年東京大学文学部卒業。1996年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。1997年東京大学大学院人文社会系研究科助手。1999年東京大学より課程博士学位取得。岡山大学文学部助教授などを経て、名古屋大学大学院文学研究科准教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kazuya

1
似絵のように「肖像画」として描かれたものから、絵巻物等のように「肖像画」として描かれたものではないものにおける人物像を扱っている一冊。 美術史・美術論から書かれているため、新たな視点が多かった。2022/04/29

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