出版社内容情報
〈庭〉の歴史的変遷は、感性の歴史と深くつながっている。かつて〈庭〉が伝
え得た詩的・文明的・政治的メッセージは、近代市民社会の成立とともに大き
く変貌していった。本書は、17、18世紀の英国文学に描かれた庭園の暗喩機能
の変遷をたどり、近世ヨーロッパの感性を剔抉する。
目次:
第1章 中世からルネサンスへ/第2章 17世紀の宮廷の庭/第3章 17
世紀の田舎屋敷とその庭/第4章 マーヴェルのアプルトン屋敷/第5章 庭
と牧場の力学/第6章 庭と森/第7章 海のなかの庭/第8章 ミルトンの
エデン/第9章 新古典主義と庭園/第10章 庭園と洞穴/第11章 その
後の英国庭園とロマン主義/エピローグ
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