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出版社内容情報
人畜無害なヘタレチキン高校生、うっかり魔界の名君に!?
誤算のつもりがなぜか名声が高まりまくって、魔族全軍から愛される最強魔王爆誕!
待望の第4弾は【憤怒】の魔将・サ藤が絶対に怒ってはいけない戦いに挑む!
内容説明
魔将たちの心を見事にまとめ上げ、魔王としての器にさらに磨きがかかるケンゴー。次なる作戦にサ藤、マモ代、ベル原を指名、三カ国を同時に無血攻略させる競争を立案する。マモ代やベル原が自信ありげなのとは対照的に、難題に苦悩するサ藤。「バカな…殺すだけで減点だと!?」憤怒の魔将だけどキレるの禁止!存在意義を真っ向否定されるルールに、七転八倒するサ藤を見かねて、ケンゴーが差し伸べたとある救済策とは―サ藤のことを見てるだけ!?「はい、ありがたき幸せです!!」わずかなきっかけで劇的な急成長をさせる嬉しい誤算が止まらない!愛する部下を熱く育てる最強名君の爽快サクセスストーリー第4弾!!
著者等紹介
あわむら赤光[アワムラアカミツ]
第一回GA文庫大賞奨励賞受賞。広島人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
30
レヴィ山の妹シト音の窮地を救った魔王ケンゴー。できるだけ人類の被害を減らすため、次なる作戦にくじ引きでサ藤、マモ代、ベル原を指名、三カ国を同時に無血攻略させる競争を立案する第四弾。レヴィ山を審判役に始まったゲームで足を引っ張ろうと暗躍するマモ代とベル原。一方、殺すだけで減点というルールに悪戦苦闘するサ藤。七大魔将がみんな魔王大好きで相変わらず面白い今回はサ藤回でしたが、王女リモーネという相棒を得て、いろいろ経験したことでだいぶ大人になりましたね…それにしても出てくる人類が皆ゲス過ぎてドン引きですよ(苦笑)2021/10/14
真白優樹
10
豊穣な平原地帯の三か国を無血開城させるゲームをケンゴ―が提案する中、サ藤が攻略対象の国の姫、リモーネと出会い成長する今巻。―――見せてやれ、怒りに頼らぬ確固たる力。 サ藤がメインとなり、リモーネの勘違いによりドタバタに巻き込まれたりする中、精神的に未熟であった彼が大きく成長していく、怒りの一辺倒ではない新たな魅力が発掘される巻である。成長の中で見つけた大切なもの。更に魔王軍が纏まっていく中、唾棄すべき人間の上層部との戦いはどうなるのか。この先、どんな戦いが待っているのか。 次巻も勿論楽しみである。2021/10/17
水無月冬弥
7
#ラノベ #キミラノ 全面的にサ藤の話でした。まさか、この作品で主人公以外の恋愛話なのにびっくりです。しかし、いい話でケンゴーがヘタレかっこいいのもいいですね。それにしても、ここまで酷い表紙詐欺は見たことないな、何ページどころか、何行出番あった?2021/10/16
ご主人様見習い
5
憤怒の魔将、サ藤の掘り下げの話。 天使像の声って強欲のインチキだと思ってたら本物の天使も使ってたのか。2021/12/03
ひきにく
1
微笑ましい世界征服をしていたらラブロマンスと嫉妬の炎が生まれました。 人を壊すことは得意でも被害を出さずに世界征服というのが苦手なサタンことサ藤君が人間の女の子と出会って成長する巻。信頼できる人がいると人は変わるものです。主人公はヘタレだけどサ藤には出来ない人を守ることが上手なシーンを見せられて、尊敬される理由が何となく分かったのも良い。 あとはルシ子が傲慢設定を生かしてこじらせた面倒くさいツンデレになってるのが好き。幼馴染良いですね。 ちなみに表紙でカメラ目線で目立っているベル乃は食ってるだけです2021/10/28