- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > マニア
- > 一迅社 IDC百合姫コミックス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
泰然
20
自分を好きになれそうな瞬間を大事に捕まえない限り、あなたを好きだと思う瞬間も来ないし、お互いをわかったつもりになって壁に当たる。前巻に続き、背の高い女役の先輩きき、背の低い男役の後輩みちるの刹那の感情のきらめきが美しい青春社交ダンス漫画が描かれる。又、紫苑の新しいペアを務める日英ハーフのモナとみちるの会話で表現される「見た目で判断して言いたい放題」「慣れる必要なんてない」は普遍のコンプレックス問題で共感を誘い、青春の輝きを引き立てる。王道の繊細な画風で描く表情や心境などを通して二人の踊りは親愛的な絆へと。2022/07/03
半熟タマゴ@コミック
6
さきとペアを解消した紫苑の本当の気持ちを知って彼女のことが一気に好きになりました。今度はライバルとしてさきのとなりに立とうとする紫苑を応援したい。いつかさきへの想いを伝えられる日が来ますように。次巻では紫苑とペアを組んでるモナにスポットが当たるのかな。紫苑のことどう思ってるのか気になります。2022/07/06
コリエル
6
ききって身長から男役を求められてはいたけれど、物語での立ち位地は『姫』ポジションの場合が多いかも。クソデカ感情抱えてる紫苑にせよみちるにせよ、ヒロインであるききに振り回されているところがある。まあ、大会やらで不安なみちるを支えたり仲直りしたところではリード役だから割合の問題だけど。そして、彼女たちの人間関係の荒波に揉まれまくって翻弄されるモナちゃんを応援している…2022/06/15
幸音
4
大会初出場を前に倒れたみちるに、ききが自分が何年もリーダーをやってきていて、先輩だから頼ってって励ます姿がかっこよかった。突然のペア解消から紫苑と少しぎこちなくなっていたけれど、ききがお泊まりを提案してちゃんと話すことに。思っていた以上に紫苑がききに対して激重感情抱いていて驚いた。ききの望む親友として傍にいたいのに、そうなれない自分に悩んでいたけれど、新たな関係性に。周囲に求められる自分の姿と、本当の自分のギャップを、ききもみちるもモナも抱えてる。互いにちゃんと気持ちを伝え合って、また一歩進んだ2人。2022/05/05
といぴ
3
おすすめ度★★★☆☆2024/05/08