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内容説明
「私じゃなくても良かったんだよね。正吾くんは、誰か好きになる人が欲しかったんだよね」少女は泣いていた、肩を震わせながら。正吾は、ただ抱き締めることしかできなかった。何の因果か、再び〈天使〉トーカに召喚され、殺人を防ぐコトになった高校生・青山正吾。彼女としてつきあう秋葉とのぎくしゃくした関係に揺れながらも、彼は真実に近づいていく。亡霊のように消える少年。ロープ仕掛けの殺人の罠。巧妙なからくりの裏側にある人々のこころの糸のもつれを、正吾は読み解けるのか!?そして大切な人たちを守れるのか?タイム・ループ・ミステリー第二弾。
著者等紹介
新井輝[アライテル]
「ホビー・データ」を経て現在フリー。ゲーム製作のノウハウをもとに、小説家として本格始動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
J・Kaiyou3426
1
読了。正吾の周りの人間がまともな人が居ない気がする(笑) 基本的にはまともだが、何かあるとすぐに問題が起きてしまう、起こしてしまう。精神的に不安定な人が沢山いて大丈夫なのかと思う。 ミステリーっていう体裁こそあるが、そこまで難解な物ではなく、ライトノベル的で丁度良い読みやすさが個人的には好きかな。2015/05/31
ゲシャン
1
再読。1巻よりミステリー色が強くて読んでて面白いです(このシリーズはミステリー色がどんどん強くなる傾向があるような?)1回目はトラップに引っ掛かって死亡。2度目はトラップに辿り着く前に別の事故に巻き込まれて死亡。よくこんな状態でクリアできたなーって思う。2014/01/10
schizophonic
1
シリーズの中では、このお話が一番よくできているような気がします。2013/02/28
flysheep
1
疑うより信じて騙されるほうがいい。2009/04/16
tuppo
0
他人に対しては自分らしくあることは常に肯定される。自分に対しては成長を望むかぎり、また肯定できる気がする。2013/12/18