出版社内容情報
pandasの後継と目されるデータ処理ライブラリPolarsの解説本!
Polarsはデータフレーム処理を行うためのライブラリで、pandasの後継として目されているものです。内部はRustで書かれれているため、pandasよりもはるかに高速、高機能で、今後ユーザが増えていくことが期待されています。本書はPolars開発者Ritchie Vink氏の所属するXomnia社の開発者二人により執筆され、Polarsの基本的な使い方からより高度な最適化、並列化の方法をカバーしています。さらには内部構造や拡張などまで踏み込んでおり、Polarsの決定版と言える内容です。
【目次】
内容説明
Pythonで圧倒的な処理速度を実現!高速、安全、省メモリを誇る次世代のデータ処理ライブラリ、Polarsの完全ガイド。遅い、重い、複雑―Pythonにおけるデータ処理の不満をRustで実装されたPolarsが解決。
目次
第1部 始める(Polarsとは;Polarsを使い始める;pandasからPolarsへの移行)
第2部 フォーム(データ構造とデータ型;即時APIと遅延API;データの読み込みと書き出し)
第3部 エクスプレッション(エクスプレッションとは;エクスプレッションの継続;エクスプレッションを組み合わせる)
第4部 トランスフォーム(列の選択と作成;行のフィルタリングとソート;テキスト関連、時間関連、ネストデータ型の扱い;要約と集約;ジョインと連結;リシェイプ)
第5部 高度なテクニック(データの可視化;Polarsを拡張する;Polarsの内部構造)
付録 GPUによるPolarsの高速化
著者等紹介
ヤンセンス,ユルーン[ヤンセンス,ユルーン] [Janssens,Jeroen]
Posit,PBCのシニアデベロッパーリレーションズエンジニアで、データの可視化、機械学習モデルの実装、Python、R、JavaScript、bashを使ったソリューション構築を専門とする。オープンソースと知識の共有に情熱を注いでいる。以前はXomniaに在籍し、そこで初めてPolarsについて学んだ。ティルブルク大学で機械学習の博士号を、マーストリヒト大学で人工知能の修士号を取得。オランダのロッテルダムに妻と2人の子供と住んでいる
ニュウドルプ,タイス[ニュウドルプ,タイス] [Nieuwdorp,Thijs]
アムステルダムにあるXomniaのリードデータサイエンティスト。人間とコンピュータの相互作用に興味を持ち、ラドバウド大学で人工知能の教育を受けた後、データサイエンスの分野に飛び込んだ。Xomniaでは、Ritchie Vinkが在職中にPolarsの開発に着手したため、Polarsの誕生を目の当たりにし、それ以来プロジェクトでPolarsを使用している。複雑なデータ問題を解明し、既存のソリューションを最適化し、ビジネスプロセスに実装することでそれらを有効活用することを楽しんでいる。パートナーのポーラとアムステルダムに住んでいる
中田秀基[ナカダヒデモト]
博士(工学)。順天堂大学健康データサイエンス学部教授。2001年から産業技術総合研究所において分散並列計算、機械学習システムの研究に従事。2024年より現職。極真空手弐段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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