学術選書<br> 脳はどのように学ぶのか―教育×神経科学からのヒント

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学術選書
脳はどのように学ぶのか―教育×神経科学からのヒント

  • 乾 信之【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 京都大学学術出版会(2023/05発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 366p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784814004591
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C1311

出版社内容情報

子どもも大人も経験と学習で脳は変わる。ヒトの脳が学習効率を上げるには、注意・能動性・フィードバック・睡眠の4つの機能と、それらを最大限発揮する時期の組み合わせがポイントだ。計算や楽器の習得でランダム練習が効果的な理由、先生が指示しすぎないことで子どもの気づきを促す仕組み、大人の学び直しや再チャレンジが有効な神経科学的根拠など、学ぶ人、教える人の双方に心強さを与える知見を紹介。幼児教育から生涯学習まで、21世紀の教育を脳から提案する。

内容説明

子どもも大人も、経験と学習で脳は変わる。ヒトの脳が学習効率を上げるには、注意・能動性・フィードバック・睡眠の4つの機能と、それらを最大限発揮する時期の組み合わせがポイントだ。計算や楽器の習得でランダム練習が効果的な理由、先生が指示しすぎないことで子どもの気づきを促す仕組み、大人の学び直しや再チャレンジが有効な神経科学的根拠など、学ぶ人、教える人の双方に心強さを与える知見を紹介。幼児教育から生涯学習まで、21世紀の教育を脳から提案する。

目次

第1部 学習とは何か―脳の働きから学習を捉え直す(経験と学習が脳を変える;学習はシナプスで起こる―信号の伝わり方の変化;「学ぶ」とは、「教える」とは)
第2部 学習の五本柱―学習効率を求めて(注意―情報の選択と切り替え;能動性―動作と認知の結合;フィードバック―積極的エラーのすすめ;睡眠―記憶の定着;敏感期―学習に最適な時期)
第3部 発達と学習―年齢が学習に与える影響(脳の発育は行動をどう変えるか;不安定な中高生の脳―未成熟な前頭前野;子どもの自立と学習を促すアタッチメント;子どもの言葉の発達と教育)

著者等紹介

乾信之[イヌイノブユキ]
鳴門教育大学名誉教授。Associate Editor of Perceptual and Motor Skills(SAGE Publishing,USA)。1953年徳島県鳴門市生まれ。横浜国立大学教育学部、広島大学教育学研究科(教育学修士)、岐阜大学医学研究科(医学博士)で学んだ後、岐阜大学助手、愛知県立大学助教授、鳴門教育大学教授、オーストラリア神経科学研究所客員シニア・フェローを経て現在に至る。専門:知覚‐運動制御論、教育神経科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヨンデル

4
「脳はどのように学ぶのか」私は、図書館で本を借りるのですが、この本は人気がありました。以前から心理学とか性格の本はよく読んでいました。この本を読んでみて感じたことは、今まで読んだ本はどちらかというと大衆向けの本でした、症状と特徴などの説明に終始する本が多かったです。専門家の読む本となると基礎知識がないのでちょっと腰が引けますが、この本はもちろん症状なども詳しく書かれています、それだけではなく脳の構造、脳神経の働きなど専門知識がなくては理解しずらい部分もありますが、大衆向けの本よりより詳しくわかります。2023/10/27

朝ですよね

3
題名の通り教育×神経科学がテーマ。詳しい生化学的な機序や実験内容の紹介は流し読み。脳は大人になると成長しないというドグマが覆されたのは分かったが、現実的なニューロン新生の程度がよく分からず、これが生涯教育の科学的根拠とまで言えるのかが不明だった。知識と運動の境界は思ったよりも曖昧。2025/06/20

3
図が少なすぎて背景知識がない人には厳しい。特に第二章は説明不足感が強い。100%フィードバックより50%フィードバックの方が2日後の運動成績が高い話、教えすぎないのが大事ってこと。「腰を入れて」みたいな曖昧な指示の方が学習効果が高いのも納得。 睡眠中、脳は「その日一番重要だったこと」を覚えるためにシナプスを刈り込むらしい。乳幼児が寝まくる理由が「環境に適応するための学習」って話、めっちゃ腑に落ちる。 2024/12/16

黒とかげ

3
うーん。学習そのもの仕組みと効率よい学習教育、両方書こうとしているのが今一つ。ニュートンの仕組みとかは別の本でやってくれ。そもそも学者の文章で、素人にはなんともわかりずらい。表紙がファンキーなだけに残念。2023/07/10

takao

2
異なる課題を組み合わせる方が同じ課題を繰り返し練習するより高い成績が得られる。 2023/05/27

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