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目次
呪文の使いどき(ジェーン・スー)
「好き」が世界との勝負だった頃(杉江松恋)
禁断のラーメン(穂村弘)
K子さんには言えない夏の庭(小暮夕紀子)
七時までに(黒井千次)
玄冬小説の書き手を目指す(若竹千佐子)
モーニング(岡本啓)
私たちの心包んだ人の世の華(ドリアン助川)
職業と肩書き(鳥飼玖美子)
身の程(吉田篤弘)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
490
エッセイを読むのは(好きな作家さん以外)好きではない。だからまぁ、角田さんとか、しをんさんとか(このお二人はなんと編集委員だったことを読後知った)だけ読めばいいやと手に取ってみた。なんたること❗️「それ以外の方」のエッセイの方が(期待してなかっただけに)面白いじゃないか。物理学者さんだとか、歌丸師匠のお弟子さんだとか。それぞれがスキマ時間に読める掌編であるのも素晴らしい。満足、満足。2020/01/20
いつでも母さん
170
今回も楽しく読んだ。76名の色んなエッセイ。石牟礼道子さんを偲んだ方が2名いらっしゃって良かったなぁ。いつか一つの同じテーマで各人のエッセイを読んでみたいなぁと思った。北大路公子さん目当てではあったけれど、最初のジェーン・スーさん、若竹千佐子さん、ドリアン助川さん、行定勲さん、沢木耕太郎さん・・あゝ、やっぱり皆さん好い。2019/07/28
seacalf
82
あったんですね、こんな便利な選集が。たまたま見かけた新聞や雑誌のちょっといい話の切り抜きを、自分の代わりに目利きさんが選んで一冊の本にまとめてくれたような贅沢。ユルいのやピリリとくるものや眠くなるものやら、意外に知らなくてグッとくるものなど小粒揃いのエッセイばかりなのでするすると読める。つまらないと感じる話があっても、すぐ次に面白い話が控えているのでご愛嬌。今をときめく作家達のエッセイだけでなく、音楽家や学者など普段触れない方々のエッセイも読めるので思いがけない分野への興味の枝葉が広がってとても楽しめた。2020/03/06
けいぴ
53
76人?もの方のエッセイで楽しめる。落合恵子さんの「伸びたTシャツ」や沢木耕太郎そんの「ゴールはどこ?」などが好みでした。2020/08/23
ひさか
48
2019年7月 光村図書刊。2018年各媒体に発表された76篇のエッセイを収録。とにかく多彩。「長い付合いの友人とはいつも同じ話している」的なくだりがあってこれが、面白く、心に残リました。2020/11/18