恋愛依存症 - 苦しい恋から抜け出せない人たち

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恋愛依存症 - 苦しい恋から抜け出せない人たち

  • 著者名:伊東 明
  • 価格 ¥1,144(本体¥1,040)
  • 実業之日本社(2015/05発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784408111346

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内容説明

恋愛心理学の第一人者が、●共依存=苦しい愛から抜け出せない。●回避依存=幸せになるのが怖い。●ロマンス依存=愛の刺激にはまる。●セックス依存=苦しみを性愛でしか癒やせない……という、恋愛依存症の4つのタイプを心理学的視点で解説。不幸の連鎖を断ち切るための、「回復への10のステップ」を説く。毒親、境界性パーソナリティ障害、未完の仕事、アッパーリミット、自己確認、認証……失われた愛とともに、心の傷にも癒やしを与えてくれる本。※2000年に刊行された『恋愛依存症』に加筆・改筆をした決定版です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

lily

78
1/4が罹る恋愛依存症。親との関係性からのアプローチは人間観察に使っていこう。多くが親代わりとしての恋愛になっていることも納得。どのパターンも極端なのよ。エネルギーを自分に焦点化できたらそんなこともなくなるんだろうけど、私は行き過ぎているのかな。他人の関心より自分の成長ばかりに...。私の中の子供をたまごっちみたいに育てていくことに夢中なのね。恋愛はフルーツサンドのキウイくらいでいい?!メインの苺でもふっくら生地でもなくね。鬱病気味の人はむしろ恋しましょ。2021/04/02

shikada

27
本来なら幸せを生みだすはずの恋愛が、苦しい恋の繰り返しになってしまう人の心理を分析して、解決策を示す一冊。恋愛依存症と一口にいっても、共依存、回避依存、ロマンス依存、セックス依存など症状はさまざま。最初は怖いもの見たさ、他人事で読み始めたが、読みすすめるうちに、自分自身や近しい友人の恋愛パターンを見抜かれるような記述が随所にあり、ぎくりとした。恋愛は、幼少期の親子関係などの過去の影響を強く受ける、という説明も納得が深かった。著者の「苦しむ必要はもうないのだ」という言葉があたたかい。2019/10/30

のんすけ

26
タイトル買いの本著、想像していた恋愛依存症とは違いもっと深い病気の症状としてとらえ、そこからの回復の手段の解説をしてあった。特に最近よく書く共依存について、なぜ周囲が離れさせても元に戻ってしまうのか、そのメカニズムが理解できた。現状の問題を解決するには生い立ちからみるべき。私の恋愛パターンも自覚していたので、再認識。興味深い本でした。2015/11/15

tori

16
元々恋愛依存性と自覚していましたが、回復へのステップでリバウンドしました。苦しかったので貪るように読みました。不健康な相手を選んでしまう人向けのような表現でしたので不安でしたが、「恋愛に苦しんでいる人」なら刺さります。 本書の回復への道筋を実践したところ、納得感・安心感、複雑な感情を体全体で感じました。毒が外に出てうまく昇華したような感覚があります。良書です、届くべき人に届きますように。2020/10/14

ココアにんにく

11
各章ごとに一冊の本になりそうなぐらいの興味深い内容。DV男やメンヘラ女子と繰り返し付き合う人。いろんな依存のタイプ。ニュースでも身近でも聞くようなケースが多く思わず熟読。どんな要因でそうなるのか?なぜ繰り返してしまうのか?恋愛依存症からの回復方法は?読んでいてメモの量がどんどん増える。共依存=女性、回避依存=男性という図式がなぜ多いのか。読んでいて納得。2019/10/30

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