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内容説明
もしあなたが、長い人生の中で、数日間もしくは数十日間を個人的な楽しみのために確保できるなら。または、人生につまずき絶望しているのなら。もしくはお金をなるべくかけずに行ける、刺激的な旅先を探しているのなら。迷わず本書を手に取ってほしい。100キロから証明書をもらえ、全ルート800キロの「スペイン版お遍路」。アウトドアとしても旅としても面白い、この道の醍醐味を伝える。ジャーナリスト・佐々木俊尚氏推薦!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
それいゆ
84
私たち夫婦は2012年にサンティアゴ巡礼に行きました。小野さんの8分の1の距離ですが、サリアからの114キロを7日かけて大聖堂にたどり着きました。現職中だと8月か12月の休みにしか行けないので、定年退職を待って一番気候がよく歩きやすそうな10月に挑戦しました。還暦の身には、自分の荷物を背負って雨の降りしきる中を歩くことは苦行でした。でも、大聖堂のあるオブラドロ広場に到着した瞬間、自然と涙があふれてきました。言葉が通じないはずのスペイン人にいくども助けられました。人生最高の旅となりました。2016/02/26
ジュール リブレ
71
いつか行ってみたいな、と思ってるピリグリム(巡礼)苦行と美味とイベリアと。すこし時間が必要なんだけど、どこかで旅してみたいなあ。スタンプラリーの感覚もあり、なかなか楽しそう。2023/01/25
どんぐり
60
35日をかけて、フランス南部のサン・ジャン・ピエ・ド・ポーから、スペインのガリシア地方にある聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで、800キロの道のりを歩く小野さんの体験記。人生をリセットして旅に出よう。そんなときに読みたくなるスペイン巡礼のガイド書だ。「サン・ジャックの道」「星の旅人たち」の映画を観た人なら、サンティアゴ大聖堂でボタフメイロ(香炉)を見てみたくなる。2017/10/09
おいしゃん
52
耳にしたことはあったが、スペイン巡礼がここまで面白そうだとは。ダイナミックな風景や、ヨーロッパらしいオシャレな巡礼宿など、日本の四国88ヶ所巡礼などとは、また別次元の魅力がある。一方で結願までの間に、何かを探したり、自分を縛る何かを捨てる、というプロセスはまさに日本と共通している。ぜひ人生で一度、経験してみたい。2017/07/17
K1
16
捨てるための旅ースペインの巡礼路を歩くことで日常生活で詰め込み過ぎた固定観念や忘れたくても忘れられない思い出を洗い流し、からっぽの自分の中に新しいものが芽生える。「What is life?」と聞かれ「Life is writing.」と答えた著者。余計なものを削ぎ落として、最後に残った自分の核がものを書いて生きることだった。自分だったら、なんと答えるのだろう。2022/10/09
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