出版社内容情報
恋する愛しさや切なさは、時を超えて永遠だ――。＜本文より＞
万葉集を現代の恋愛に置き換えた、令和語のエモい超訳×イラスト集！
ノベマ！第44回キャラクター短編小説コンテスト大賞受賞作！
内容説明
ノベマ！第４４回キャラクター短編小説コンテスト大賞受賞作！愛しくて、切なくて、今と変わらない１０００年前の恋に共感＆泣ける。令和語のエモい超訳×イラスト集。
目次
エモ恋超訳 切なさの巻（ふたりの姿は時を溶かす（巻１９ ４２２１ 大伴坂上郎女）
エフェクトがかった世界の中でも、君を忘れられない（巻６ ９１６ 車持朝臣千年）
失恋は２秒すら麻痺させる（巻４ ５３７ 高田女王） ほか）
エモ恋超訳 愛しさの巻（今日も恋を忘れたい（巻６ ９６４ 大伴坂上郎女）
君と同じロックを聴く私の幸福度はあがる（巻４ ６０７ 笠女郎）
内面推せるほどの私じゃないのに（巻４ ５８２ 大伴坂上大嬢） ほか）
エモ恋短編（雨の中、些細な恋を君と誓う（巻４ ５２０ 後人）
断片的な瞬間を愛、いっぱいに（巻３ ３９３ 笠朝臣麻呂）
溶けない雪の日の恋を解凍したい（巻１０ ２３３３ 柿本人麻呂） ほか）
著者等紹介
蜃気羊［シンキヨウ］
北海道出身。書店勤務を経て、執筆を始める。短編集『それでもあの日、ふたりの恋は永遠だと思ってた』に著作「君の告白を破り捨てたい」を収録。２０２４年『ありのままの私で恋がしたかった』で単著デビュー（すべてスターツ出版）。切ない記憶を想起させる詩や超短編をＸに投稿している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
33
新刊コーナーより。「万葉集」という日本最古の歌集を、令和の作家がピュアっピュアなことばで「本歌取り」している一冊です。娘好みなので取り寄せましたが、彼女からの感想はなし。「ブルべ夏の41キロ」という少女の描写が、今っぽいのにすごく存在感があって心に残りました。2025/02/05
Hanna
1
超新釈とあって、なかなかの令和風。こういう感じのは時代時代に応じてたまに出てくるけれど、やっぱりおもしろい。2025/01/15
-
- 電子書籍
- 団地ともお（１４） ビッグコミックス
