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内容説明
イラストレーターの七瀬涼介は、イラストを描くときには対象を見て、触って、ときには対象になりきらないと描くべきものが見えてこない。だから、人間を描く仕事はできるだけ避けてきた。それなのに、人物イラストの仕事を受けるはめに。ふとした勘違いから居候になった桐谷秀平がモデルを引き受けてくれたのだが…気がつくと、七瀬は秀平のことばかり考えるようになっていた。もう傷つきたくない―恋に臆病になった七瀬は気持ちを隠す決意をするのだが!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フキノトウ
29
好きな人に陰でけちょんけちょんに言われるのは、読んでいても辛かった。比較的攻めの秀平がわかりやすいキャラだったので、七瀬のネガティブ加減につい、背中を押したくなりました。穂波さんのイラストが良かった。2014/06/26
とも*
22
七瀬がぐるぐるしてる話だった。 最初に秀平がモデルになる所は思わずにんまりしてしまったけれど、その後ずーっと負のスパイラルで途中ダレてしまったかな。 秀平が居なくなってからスケッチしまくって浸っていたらばれたのには思わずやっとかと思ってしまった。 せつないのも良かったけれどくっついた後のいちゃらぶをもっと読んで見たかったな。 ペーパーは「カケナイカラダ」モデルしてもらうとあれれな話で笑った。 反応良すぎじゃ???2013/12/22
きょん
20
ネガティブ受けは好きな方だけど、双方かなりグルグルしてるので、いつ纏るのかハラハラした。剛については共同展をやる位の友人で、しかも相手の好意を利用して従兄弟の同居を押し付けるくせに、いくら仕事上の嫉妬をしたからといって、友人に勝手に性癖をバラす上「気持ち悪い」呼ばわりという最低野郎だと思う。少なくとも今追いかけてる彼女には振られるが良いと心の中で呪いをかけておきました。その分秀平くんの株が上がった感はある。2013/09/22
マシュ
18
ブックパス。自分はゲイだということをひた隠しにし、親友の桐谷に思いを寄せていて、そんな桐谷に頼まれたのが桐谷の甥っ子・秀平を七瀬が一人で住む一軒家に同居させてくれというもの。桐谷の事を好きな気持ちが棘となって返ってきた時は、同じく親友の女性青木と同様張り飛ばしたくなったけど、これで秀平との距離が縮むかと思いきや、そこから恋愛の臆病さが出て来てねぇ……。そりゃそうよ、好きな人に好きってあっちもこっちも簡単に言えない人種もいますよ。秀平がグイグイ来いっ!と願ってハッピーエンドに祝福しながら読了。2019/01/18
諏訪 聖
18
受けの七瀬が鈍いうえにネガティブ。なので話進まない。片思いしてた剛にあんな仕打ちされたらしょうがないのかなとも思うけども。序盤はお仕事描写をしっかりされてたのに後半はそれも尻すぼみだったので残念。攻めはメガネだし性格も文句ない良いキャラだった。穂波さんのイラストも好き。2013/09/08
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