目次
第１章 抗争、トラブル、クレームとメシ（抗争中にクルージング；ヒットマンはなにを食っているのか？ ほか）
第２章 ヤクザの日常とメシ（ヤクザはなにでメシを食っているのか？；メシを食うのが親分たちのシノギ ほか）
第３章 想い出の親分とメシ（ヤクザの神様と一緒にちゃんこ鍋を囲んだ；会長は必ずメニューにない一品料理を注文した ほか）
番外編 メシ食ったあとはヤクザの知られざる世界を知ろう！（ヤクザとクルマ；これがヤクザのフロント企業だ！ ほか）
著者等紹介
鈴木智彦［スズキトモヒコ］
１９６６年、北海道生まれ。地元の高校卒業後、日本大学芸術学部写真学科に入学。１年後に除籍。その後、スタジオマン、アシスタントを経て、フリーのカメラマンとして活躍、ＬＡでギャングに襲われ帰国。その後、１８０度異質の世界である、ヤクザ雑誌の編集部に入社。「実話時代ＢＵＬＬ」編集長を務めた後、フリーカメラマン＆ライターに転身。以後、実話系雑誌、週刊誌でアウトロー取材を中心に活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ジョニーウォーカー
13
刑務所の食事は生きるための最小限の粗食であり、長く食べつつけるほどに活力や闘争心が失われていくという。だから、暴力の世界に生きる者はむしろ“偏食・暴食”なくらいがちょうどよいのだとか。焼肉、ファミレス、油かす…それぞれの生い立ちや生き様をそのまま映し出すかのような極道メシ。殺るか殺られるかの死線をさまよう男たちの“食”にスポットを当てた異色のドキュメント。これはある意味、我々の知らないもう一つの「孤独のグルメ」なのだ。2009/08/05
