内容説明
六畳一間のアパートで極貧を貫く芥川賞作家・東峰夫。日雇い労働者や浮浪者の日々を淡々と語り、黙示録の預言や精神世界について真摯に切り込む。作家生活33年目にして初の、全編書き下ろしエッセイ。
目次
迎独庵の日々
オキナワのこと
権力について
世間のこと
聖書について
夢について
著者等紹介
東峰夫[ヒガシミネオ]
1938年生まれ。沖縄県コザ市(現・沖縄市)出身。コザ高校中退後、嘉手納米軍基地労働者となる。64年、上京。日雇い労務によって生計を立てながら、小説を執筆。71年、『オキナワの少年』が文学界新人賞となり、翌年、同作品で第六十六回芥川賞を受賞。77年結婚。81年、沖縄に帰郷するも作品が書けず、84年、妻子を残して再び上京。以来、国立市周辺のアパートを転々としながら、ガードマン、日雇い労働者によって生計を立て、小説を書き続けるも、バブルがはじけてからは、仕事を見つけることができず、一時期、浮浪者同然の生活となる。ただ、その間も文学者としての思索及び執筆を続け、今日に至る
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感想・レビュー
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おにぎりの具が鮑でゴメンナサイ
1
感想を一言で済ますなら「不憫」に尽きる。出版できたのは芥川賞受賞作家という肩書の遺産に依るのだろうが、三十年間の「作家生活」で刊行に至ったのは5冊だけというどえらい寡作の理由はこれを読んだら3行で納得できた。長いあいだ倉庫に放置されたビンテージものシュールストレミングのような純文学臭が鼻腔を占拠する荒行に耐えられるのであれば敢えて味わってみるがいい。彼自身が極めて稀なほどの善人であったために「戦後」と云う時間と「オキナワ」という空間で捕虜となり、いまだ拘束を解かれぬ病の蒙昧のなかにのみ生きているのだろう。2016/02/07
ステビア
1
電波デンパ。いやはや。なんか暗澹たる気分になったよ。今もこんな生活してるんだろうか。2013/01/30
Awazu Satoshi
0
微妙。途中から宗教的2020/02/15
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