感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オジャオジャ
4
何故俺が刺されなければ行けない?と言うシンプルな疑問から生まれた崩壊。暴走。歪み。絶望。げんざと言う異形を媒介にしてるとは言えこれは一人の少年の心の中の嵐を表しているのかも知れませんね。2016/05/07
かやま
3
1巻読んだのがほぼ10年前なのでおさらいしてから読んだ。ちょっと首や腕が長いだけだったり、タイヤが埋まってたり石が増えてたり、ちょっと違うだけで怖いのはすげいよな。やっぱりギャグとホラーは紙一重だ。三浦がシンナーやってなければこの話は無かったのだろうか。2016/06/10
6(ロク)
3
世界の終わりと始まり、そして母は菩薩へ。いがらしみきおの立っている場所からこの世はどんな地獄に見えているのだろうか?知りたいけれど知ったら二度と、今居る場所に戻って来る事が出来ないであろうという恐怖。2015/09/01
きゅうり
3
原因が分からない怪奇的事件が立て続く。結局その正体は明かされるんだけど、やはり得体が知れないんだなー。よくわからないもの程恐ろしい。それは誰にでも突然降って襲いかかる「不幸」そのものだから。現実の人生ははそんな不安定なものだからこそ、幸せという幻想を追い求めて、結果嘘で塗り固めてしまう。幸せというものは無い、確かなのは感覚だけ。でもそんなのは悲しすぎる、残酷だ。これはIに続くテーマだと思う。2014/01/31
ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
2
日常が壊れていく感覚が凄い! でも最後の駿が排水口に捨ててるとこがいちばんゾッとしたかな2023/02/21