竹書房文庫<br> 「超」怖い話 怪罰

電子版価格
¥691
  • 電子版あり

竹書房文庫
「超」怖い話 怪罰

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784812447321
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

長き年月、時には数世代にわたって付き纏う暗い影―祟り。果てなく降りかかる凶事と惨事。呪われた一家の全あらましを記録した中編「さる」「住まう人」「半生」3話と切れ味鋭い短編を収録。書き下ろし実話怪談。

目次

半生
何が正しいのか
幾らつぎ込んだか分かりませんけど
2・9
サム
ちょう能力
宿題
判明
制止
その当時〔ほか〕

著者等紹介

久田樹生[ヒサダタツキ]
1972年九州生まれ。超‐1/2006年大会1位入賞、冬の「超」怖い話執筆メンバーに参入する。2007年『「超」怖い話 怪歴』で衝撃の単著デビューを果たし、以後、長編実話を含む数多くの戦慄作品を送り出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

12
目玉は連作三つっぽいが、思ったほどパンチの効いた話は無し。むしろ普通の短い話の中にこそ不条理が出ていたように思える。ただそれも良くも悪くも普通の実話怪談の枠組みの中で。不思議な話だとは思うけど、震えあがるようなものはなかった。これは実話怪談というものに慣れきった自分のほうに原因があるのだろうか。2011/11/02

パブロ

6
脳髄にズシンとくるという話は皆無。だからって、面白くないワケじゃない。日常生活にじんわりと忍び込む不条理な恐怖を、これまた体験した人が感じたであろうそのままの不可解さで描いている。だから、話もオチで終わるよりも、釈然としない気持ち悪さを伴っている感じ。この著者の実話集をいろいろ読んだけど、他の実話怪談執筆者のように自分の強烈な個性を出すってより、出さないことに徹しているのかな〜。とはいいつつ、この人がもっとうねうねし出すことをモーレツに求む!2011/11/02

王天上

4
何となくのどかな印象の話が多く、ぼんやりとしたまま読了。続けざまに怪談本を読んでいるので感覚がマヒしてきたのかもしれない。2015/08/30

☆kubo

4
中編では「さる」が一番良かったかな。「記念日の朝に」はいい話。2012/10/02

澤水月

4
ラストの中編「住まう人」ぞわぞわ来る。てか不条理系の短編たたみかけも含め、全体に本作はぞわぞわ来っぱなしでガタガタしながら読みました。特に「さる」シリーズ怖すぎる2011/10/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4096327
  • ご注意事項

最近チェックした商品