出版社内容情報
期待の新人作家が、みずからの出自と故郷ネバダ州の歴史を重ね合わせて紡いだ、繊細にして鮮烈な七つの物語。
内容説明
カルト指導者チャールズ・マンソンの「ファミリー」だった父親。その父を救い、私を育てたデスバレーの砂漠と山脈。絡みあう、血の宿命と大地の記憶…。期待の新人作家ワトキンズが、みずからの出自と故郷ネバダ州の歴史を重ね合わせて紡いだ、繊細にして鮮烈な七つの物語。二〇一三年、ショート・フィクション文学賞(The Story Prize)、ディラン・トマス賞(Dylan Thomas Prize)などを受賞
著者等紹介
ワトキンズ,クレア・ヴェイ[ワトキンズ,クレアヴェイ] [Watkins,Claire Vaye]
1984年、アメリカ合衆国カリフォルニア州ビショップに生まれ、同州とネバダ州の砂漠地帯で育つ。ネバダ大学リノ校とオハイオ州立大学で学び、現在はバックネル大学、プリンストン大学の創作科で講師を勤めている。2009年3月、『グランタ(Granta)』ウェブサイトにエッセイ「身内にとどめる(Keeping it in the Family)」を寄稿。その後、ネバダ州の歴史や自らの生い立ちを背景とした短篇小説を『グランタ』、『パリ・レヴュー(The Paris Review)』などに発表
馬篭清子[マゴメキヨコ]
筑波大学大学院人文社会科学研究科現代語・現代文化専攻。准教授。専門は学際研究(文学・音楽)、アメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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